この度、Steamshipでは長崎県波佐見町のふるさと納税カタログ[ Like vol.05 ]を制作・発行いたしました!
弊社では、2017年6月より波佐見町のふるさと納税業務をサポートさせていただいています。
毎回大好評をいただいている「Like」の記念すべき5作目。
今年も波佐見町在住の細川小春さんをメインモデルとして起用させていただき、まちの魅力をたっぷり詰め込みました。
About Hasami
波佐見町は、長崎県のほぼ中央、佐賀県との県境に位置する、人口14,268人*ほどのまちです。(*2022年現在)

山に囲まれた内陸部にあるため、たくさんの島がある長崎県の中では、唯一の「海がないまち」。
1万4千人という少ない人口ながらも、日用和食器の約16%のシェアを誇る、日本有数の陶磁器の生産地です。
クオリティの高いやきものを量産し、手にとりやすい価格でお届けすることで、日用食器の産地として古くより発展してきました。
『陶器まつり』はもちろんのこと、窯元が集う『中尾山』、製陶所跡を活用したカフェが並ぶ『西の原』には、県内外から多くの方が観光に訪れています。


波佐見町の魅力はやきものだけではありません。
山のきれいな水と昼夜の気温差の中で育った甘みが強い「鬼木の棚田米」や、日本茶品評会で準大賞を受賞したお茶など、美味しい食べ物や自然を感じる場所もたくさん。


そんな波佐見町の魅力をもっともっと知りたい方。
2022年のふるさと納税先を検討中の方。
そして、地方創生やSteamshipの仕事に関心をもってくださっているあなた……!
最後までお読みいただけると大変嬉しく思います。
CONCEPT
「ものづくりの町が歩みだす、価値づくり」
ものが多く溢れるこの時代に、どのような過程で波佐見焼が生み出されているのか。
作り手に密着し、波佐見焼にかける想いを届けることで、「モノ」にさらに愛着を持ってほしいー。
そんな想いを込めて制作しました。


『Like vol.05』
Steamship編集部イチオシ返礼品♡
◇ 【波佐見焼】角 プレート М DAILY MAT 4色セット <永峰製磁>【eiho】

波佐見焼の窯元・永峰製磁さんの、プレート4枚セット。
「おうちでカフェの気分を楽しめるような食器」をコンセプトに、カラフルでありながらもモダンな、そして料理を引き立てるような色合いを作るのにこだわっていらっしゃいます。
しっとりとした手触りのマットカラーが、料理を可愛く演出してくれること間違いなし!
シックでありながらも、やさしい色合いが日々の食卓を彩ります。
▶ 【波佐見焼】角 プレート М DAILY MAT 4色セット <永峰製磁>【eiho】 の商品ページはこちら
◇ 【波佐見焼】デイジー(青)18cm プレート 5枚セット<西山>【NISHIYAMAJAPAN】

デイジーと葉っぱをモチーフにした、とってもかわいいデザインのプレート。
白磁に映える藍色は、ひとつひとつ手描きであしらわれています。
リム部分に絵柄が描かれているので、どんなお料理も華やかに。
『Like』の中では、食器としてだけではなく、インテリアとしての活用方法もご紹介しています。
(詳しくは55ページ 「わたしと暮らしと波佐見焼」をチェック!)
▶【波佐見焼】デイジー(青)18cm プレート 5枚セット<西山>【NISHIYAMAJAPAN】商品ページはこちら
◇ カタログの一部をご紹介
表紙・裏表紙

カタログを見終わった後にストーリー性と余韻を残したいなと思い、対照的なビジュアルを意識しました。
表紙はこれから出会う”ほんとにいいモノ”を連想させるような、豊かな暮らしのエッセンスを生かしたビジュアルに。
裏表紙は、読者の皆さん自身のこれからの暮らしを自分らしくコーディネイトしていってほしいなという気持ちで、あえて顔を見せず、背景白にすることで表現してみました。
16~17ページ

産業廃棄部に新たな命を吹き込む『Utte ウッテ』プロジェクトについて綴った、ディレクターArisa渾身の取材記事。
廃棄となったやきものを再利用し、新たなインテリア建材「波佐見テラゾ」を生み出したメンバー3名が、色々な想いを語ってくれました。
“知る”ことで始まる未来もある。
まずはこの『Utte』プロジェクトを多くの方に知っていただけたら嬉しいです。
38~41ページ


“半農半陶の町”と言われる波佐見町は、古くからの窯業・農業の二刀流が現代まで続いています。
農業が特に盛んなのは、鬼木郷(おにきごう)という波佐見町の中でも一際のどかな風景が広がる場所。
そんな自然豊かな波佐見町を“体験”できる宿<民泊oniwa>が、2021年12月にオープンしました。
このページでは、「滞在して再発見する、波佐見の魅力」と題し、編集部が感じた“空気感”をお届け。
どこか懐かしい風景が並んだ誌面を広げると、なんだか深呼吸したような清々しい気持ちになります。
42~43・54~55ページ


こちらはチーフデザイナーNaoが、数ある中でも特に思い入れのあるページです。
P42-43(上)
それぞれの器の表情が伝わるよう試行錯誤を重ねたイメージ写真と、それを引き立たせるためにスタイリッシュに仕上げた誌面。
P54-55(下)
波佐見焼をインテリアとして生かす活用方法を紹介したページ。
制作終盤で急遽構成変更し、より活用イメージが湧きやすいよう、実際の居住空間に溶け込ませた撮影を行いました。
この撮影に至るフィードバックをくれたデザインリーダーのYoneちゃんにも感謝です♡
ランチやディナータイムの影の主役として、そして日常に溶け込むインテリアとして暮らしを彩る波佐見焼。
どのお皿にどんな料理を乗せようか、ワクワクしながら眺めてみてくださいね。
▶ カタログ『Like vol.05 2022-2023』を見る
▶ カタログ郵送希望の方はコチラよりお申し込みください
▶ 長崎県波佐見町のふるさと納税ポータルサイトはコチラをチェック!
『Like vol.05』
編集後記
≪ディレクター / Issei≫
スチームシップで一番歴史のある波佐見町のカタログに関わることができて光栄でした。
今年はこれまでとは一味違い、波佐見町の「リアル」をテーマに制作を行いました。
私自身一番印象に残った取材は、波佐見焼が出来る工程を紹介するページです。
生地の流し込みから窯上がりまでの一連の流れを取材する中で、日頃使っているうつわの背景にはこんなにも多くの人の手がかかっているんだと実感しました。
このカタログを手に取った方には、うつわが出来た背景を想像しながら使って頂きたいです。
≪デザイナー/ Saya.I≫
入社前からHPで見ていたLikeの制作に携わることができて光栄でした!
取材に同行させていただくなかで私自身が感じた、まちや人の雰囲気を、誌面デザインやイラストに落とし込むのは楽しく・難しく・面白く、とてもやりがいを感じる作業でした。
今年はターゲット層や時代性にあわせ、デザインのテイストが一変しているのも見どころのひとつかなと思います。
常にアップデートし続けるLikeのこれからが楽しみです!
≪チーフデザイナー / Nao≫
生まれ育った故郷である大好きな『波佐見町』。
当初はいち読者として本誌を手に取り、いつかデザイナーとして私もLike制作に携わりたい!とエントリーしたのが約4年前のことです。
あれから4年が経ち、念願叶った私は昨年に続き、今年もチーフデザイナーとしてLikeをお届けできたことに喜びでいっぱいです。
この町には返礼品という枠をこえた、たくさんの宝と魅力が溢れています。
Likeはそのステキな宝ものの数々をぎゅっと詰め込んだカタログです。
これまでのオトナかわいいLikeらしさは残しつつ、時代性とターゲット層の価値観によりフィットした誌面になるようなデザインを意識しました。
波佐見焼や特産品といった”モノ”の素晴らしさだけじゃなく、その背景となる”人の温かさ”、”ライフスタイル”、そして”町の空気感”をお届けできたら幸いです。
たくさんの”想い”をのせたLike、今年も必見です!
そしていつか、たくさんの宝ものを見つけに波佐見町へお越しください。
≪チーフディレクター / Arisa≫
知れば知るほど、波佐見町のことが好きになる。今年もまた、それを実感しました。
元々波佐見町と縁がなかった私ですが、この仕事を通じて、誰よりも自分が町のファンになっています。
町の人たちの温かさや熱い想い、そしてこの町に流れる心地良い空気感を感じて、町のことが大好きになっていった私の体験。
それを少しでも多くの方に届けられたら…!という想いで制作しました。
本誌がきっかけで町の新たな魅力に出会い、実際に足を運んでいただけたら幸いです。
これからも波佐見町をよろしくお願いします!

■書誌情報
書名 :『Like vol.05』
仕様 :A4判 297×210mm 76ページ ※表紙・裏表紙含む
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社スチームシップ 地域ディレクション部
担当 :永田 亜理沙
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