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《インターン×デザイナー》東北から九州へIターン⁉ 沢山のあたたかさに触れた私がエントリーを決意するまで。

はじめまして!
東北芸術工科大学4年のHinaです!



私は2023年2月1日から約1ヶ月間、デザイナーインターンに参加させていただきました。





なんで東北から九州へ⁉ と思ったあなた!



ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。






東北からはるばる九州へ!?

私は青森県生まれ、岩手県育ち。



進学のため山形県で一人暮らしをしている、生粋の東北人です!



高校時代は、美術・工芸コースでデザインを専攻していました。



地域のお土産のパッケージデザインや地域イベントのポスターを制作していくうちに




自分の持つスキルを活かして

地域に貢献したい!地域が抱える課題を解決したい!

と強く思うようになりました。





そして、地域の方と一緒に課題解決のためのワークショップを行ったり、新たな人と人の繋がりを生むためのデザイン手法を学ぶ「コミュニティデザイン学科」に進学。



学科の実習では、一つの地域に一年半関わり、その地域の課題解決のために地域の方と一緒にイベントや企画を行います。



例えば…

なかなか活用できていないけど本当はとっても歴史的価値・魅力がいっぱいの「樹木園」。



私は「樹木園」を活用して魅力を伝えるために、山形県鶴岡市で毎月イベントを開催してきました。

樹木園の錆びた手すりを補修整備する様子




また、個人でデザインのお仕事を受けていて、チラシやイラストの制作などもしています。




そんな大学生活も、就職のことを考える時期に突入し




とある思いが脳裏に浮かんできました。




遠くの、あったかいところに行ってみたい。



大学入学と同時にコロナ禍になり、思うように旅行も出来なかった三年間。




必然と東北とは真反対の
まだ見ぬ九州に漠然とした憧れがありました。



そこで九州の企業を探していたところ・・・



Steamshipに出会いました。



高校で学んだこと、大学で学んでいること
どれも活かせる会社。



そして、私がしたい「地域への貢献」。



まさに、一目惚れでした。



行き先は東北からとっても遠いけど・・・

 知り合いも土地勘も無い九州だけど・・・



そんなの関係ない!Steamshipで働きたい!



思いきってインターンシップにエントリーしました。




こうして、念願の九州での生活が始まったのです。






インターン生でもこんな経験ができる!?

インターン期間中は、実際の業務と変わらないタスクを任せていただきました。



主に行なった業務は
ふるさと納税のポータルサイトで返礼品を魅力的に伝える、返礼品紹介の画像作成。



こちらは私が担当させていただいた商品の一つ





健康志向が高い方に向けて、薬草茶の商品画像を作成しました。


薬草茶でありながら、ハーブティーのように美味しく飲みやすい部分をアピールするために、爽やかな色合いと風が吹くような線の動きをつけました。



そして商品の購入に繋げるため、親しみやすいデザインを心がけました。



画像作成ができたら、先輩デザイナーの方々からフィードバックをいただきます。



画像作成の技術はもちろん、伝わりやすい文章や内容量の分かりやすい記載など、情報伝達の部分でもたくさん学びと発見があり。



学びを経て、個人でデザインを制作するときに必ず意識できるようになりました。





そして、クルーのみなさんのフィードバックには共通しているところがありました。



「否定せず、私のデザインでさらに伸ばそうとしてくれる。」



私が作ったデザインを尊重しながら、さらに質を高めるためのアドバイスをしていただきました。



また、画像作成以外にも携わった業務があります。



嬉野市の陶磁器ブランド(224porcrlain)さんのSNSに投稿されている商品画像の撮影補助。



この紅茶を淹れている手・・・
実は私なんです!



ぜひ、こちらからご覧ください!
https://www.instagram.com/224porcelain/





商品に合わせてシチュエーションを組み
主役である商品の触り心地や使う場面が伝わるように。



こだわりをいっぱい詰め込んで撮影を行います。



撮影をしながら
私も欲しい!!!と思っちゃうほど
224さんの商品は魅力的でした。



そんなことを思いながらインターン最終日を迎えると・・・



皆さんから224さんのマグをプレゼントしていただきました!



本当に嬉しかったです… !
改めて、ありがとうございます!






インターンでの学び

インターンではたくさんの学びがありました。



ひとつめの学びは”チームでデザインをするって最強!”ということ。



Steamshipには、様々な職種があり、日々連携を取りながら業務を行っています。





その中でも私が特にお世話になったのは、事業者さんとSteamshipクルーを繋ぐディレクターさん。



地域の宝をデザインの力で磨き上げるデザイナーさん。



画像作成においてのフィードバックはもちろん、分からないことが出てきたら、周りのクルーの皆さんがすぐに助けてくれます。



画像作成を行う際に、こういう情報や画像が欲しい!というときにはディレクターさんに相談。



すぐに事業者さんに確認してくださったり、良い商品画像にするために、丁寧に対応してくださいます。



1人で動くのと、チームで動くのとでは、こんなにつかめる情報量も効率も違うんだ!



高校から大学まで1人でデザインを行ってきた私にとって、ひたすら感動の毎日でした。



ふたつめの学びは”思いやりを持つこと”



自分のタスクの進捗状況をこまめに共有したり

他のデザイナーの方のタスクが溢れていたらヘルプに入ったり


参考になりそうなデザイン事例を積極的に共有したり・・・





チームでデザインを行うからこそ
一人一人が思いやりを持って仕事をしていく大切さを学びました。



そもそも、ふるさと納税そのものが、たくさんの思いやりから始まっています。



Steamshipのクルーの皆さんはびっくりするほど優しくて。



「分からないところは無い?」「調子はどう?」とこまめに声をかけてくださいました。



また、生活面での相談に乗ってくださることも多く。




もともと誰かに相談することが得意ではなかった私でも、いろんなことを気軽に相談することが出来ました。














九州は魅力いっぱいの宝箱!

生粋の東北人である私ですが、九州で約1ヶ月暮らし、すっかり九州の町に惚れてしまいました。笑





大学の授業で学んだ「ファスト風土」という用語があります。





地域の郊外化によって風景が均一化し地域の独自性が失われていくことを、ファストフードに例えた言葉です。





私の住んできた東北の町は、このファスト風土化が日常だったのですが・・・九州に来てみてびっくり!!!





歴史を感じる町並み。

地域の強みを活かした建造物。

町歩きがとっても楽しい!



私が特に感動したのは、佐賀県有田町にある「陶山神社」の磁器でつくられた鳥居です。


有田町が持つ、焼き物の技術を体現したこの鳥居を見たとき



ここにしかない、オンリーワンの景色を持つ町の力強さを、感じました。





このようにしてインターンとして毎日を過ごしていくうちに




クルーの皆さんともっと一緒に働きたい!

九州に暮らし続けたい!!





という思いが高まっていき、思いきってインターン期間中に新卒選考にエントリー!





そして無事内定をいただき・・・





2024年春、Steamshipの渡航にジョインさせていただくことになりました!

(内定が決まった時のインタビュー動画をSNSに掲載していただいています。▶ こちら



これから自分のスキルを活かしながら、九州で暮らし、働けることが本当に嬉しいです!



最初は東北から九州に行くなんて、受け入れてもらえるのかな・・・帰りたくなったらどうしよう・・・と不安でした。



でもそんな不安は吹き飛ぶくらい、クルーの皆さんも地域の方もあたたかく接してくださり。



ご飯も美味しくて、景色もキレイで・・・!





思いきってインターンに参加してみて本当によかったです!





東北から一人、九州に飛び込んできた私を迎え入れてくださり本当にありがとうございました。





ここに書ききれなかった九州の素敵な場所、クルーの皆さんとの楽しい日々、たっっっくさんの学び。





全部が最高の1ヶ月でした!





残りの大学生活を楽しみながら、自分のスキルも高め、成長した姿でみなさんにお会いしたいです。


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