みなさん、ごきげんよう。
生まれも育ちも福岡、
サウナ大好き、その後のビール大好き、風呂上がり、
ビール飲みながらの野球観戦(ホークス)大好き、
令和2年9月18日で36歳になるコバです。
※今は自粛中です。
本ブログでは、
東京での暮らしと、九州での暮らし(特に福岡、佐賀)について
拙者が感じたことをつまびらかに言及していく。
今回の舞台は佐賀県伊万里市、
伊万里市ってどこだ??
と声が聞こえそうだが。。
あの伊万里焼で有名な伊万里市である。
あの伊万里牛で有名な伊万里市である。
「なぜ、伊万里市にいるかって?」
もう一度、初級編から出直しだ!!
■INDEX
第1話 初級編~自己紹介&九州移住日記
第2話 佐賀県伊万里編~佐賀県の熱男!燃えるハートを持った地域の中年男性
※第3話以降は次回のお楽しみに!
第3話 佐賀県有田編~焼物だけではない!実は知らない豊かな地域のコンテンツ探求
第4話 福岡県糸島編~食の宝庫!日本一が意外にたくさんある地域の魅力
第5話 転職活動編~Uターン転職日記編
第6話 終盤編~これからの地域での働き方と&移住日記完結
※拙者の書きたい気持ちが変われば、内容が変わる場合がありますが、その点はご了承下さい。
東京で9年間勤めた私の九州Uターン移住記【佐賀県伊万里編】
いや~、、
まずは、若者(大半が学生)に混じって、
おっさん一人で自動車学校に合宿した時の話をしたいと思います。
入校したのは、佐賀県伊万里市にある伊万里自動車学校。
伊万里市は、伊万里焼(磁器)で有名な町で、
江戸時代は周辺の有田、波佐見などの磁器の積出港(伊万里港)として栄えた町です。
ちなみに伊万里市は自動車学校卒業後にコバが住む佐賀県西松浦郡有田町から
車で20分ほどの距離で、スチームシップのメンバーともちょくちょく会えるため、
伊万里の自動車学校を選択しました。
5月9日に東京から福岡に帰ってきて、住民票などの手続きを行い、
自動車学校に忸怩たる思いで大金を支払い、
入校。
最速で卒業した後に、すぐ働く予定だったので、
修了検定、卒業検定ともに絶対に負けられない(落ちてはいけない)戦いです。
授業中に寝るとかはもっての他。
ものすごい集中力を発揮し授業に挑み、終わったら問題集で復習をする徹底ぶり。
万が一の事を考えて、修了検定(これに合格したら仮免許もらえる)の前日は、
夜中の3時半まで勉強し、1問たりとも間違えた問題がないようにしました。
そのため、修了検定の問題を3分(制限時間30分)もかからず解けました。
3分たったのち、2分くらいで2回見直し、5分で終了。
勝ち誇った表情で残りの25分を過ごしました。
想像して頂きたい、
はたからみると、自動車学校で誰ともしゃべることなく、近寄りがたい
鬼気迫る、おっさん。
学生たちからすると、訳ありのおっさん。
なぜか勝ち誇った表情をしているおっさん。
誰一人ぼくに話かけることはありませんでした。
ちなみに実技はというと、
東京生活で車に乗ってなかったとは言え、体が覚えていました。
他に一緒に合宿に来ていた教習生が
初めての運転で苦戦していたり、
興奮してキャッキャ言ってたり、
怖い~と言ってたりしてたのですが(僕も1回目はそうでした)
しょっぱなからの教習から、S字カーブとかクランク(覚えてますか??直角に2回曲がるやつ)とか
鼻くそほじりながら片手運転でクリアしたので、
(たぶん年下の)教官から怒られました。
そこからはちゃんと2時50分の角度でハンドルをしっかりグリップし、まじめに教習を受けました。
いかん、前置きが長くなり過ぎた。。
本ブログは
東京での暮らしと、九州での暮らし(特に福岡、佐賀)について
拙者が感じたことをつまびらかに言及していく。
であった。
仮免許前は法律かなんかで、1日の技能講習(運転)が1日2時間と決まっており、
学科が1時間しかないと1日3時間だけ自動車学校の講習、、ものすごく暇です。
・・・いやめちゃくちゃ暇だ。
平日はみんな仕事をしておりますので、誰も相手にしてくれません。
よし、地域を満喫しよう。
そう思ったボクチンは2時間自動車学校で借りたママチャリで知らない方向に行けるところまで進み、その後戻るという、全く意味のないことに挑戦することにした。
いまり夢みさき公園というところまでチャリで行きました。
2週間前まで東京で、せわしく暮らしていたのが、全く真逆の体験。夢のようなふわふわした感じである。
信号も何もない海沿いの道をただただひたすら自転車を漕ぐ。
写真では伝わりにくいですが、一面伊万里湾を見渡せる非常に素晴らしい眺めでした。
なんだ、この感覚は。。何もやっていないようで何かやっているこの感覚。。
木々の揺れ川風葉ざわめき、、、
自然は依然を毅然としているだろうか
人間はどうだろうか自ら、、、
思わずケツメイシの名曲を口ずさんでいる。
本当に空気が澄んで、川のせせらぎが聞こえ、
緑豊かな自然と一体化しそうだ。。
キモティー!!!!!!
そんな大自然を満喫しながらも、持ち前の明るさ(?)と得意とする飲みニケーションにより(笑)
そして代表の藤山も色んな方を紹介してくれ、
いろんな方と仲良くなりまして、毎日のようにいろんな場所に遊びに行ってました。
第2話本編(笑)
①カフェ
東京の主要駅には、
スタバやらドトールやらエクセルシオールやら、カフェがめっちゃ乱立しています。
平日昼間行けば、
あくせくと仕事をしている方
打ち合わせをしている方
営業中の合間に休憩している(orさぼっている)方
物凄く暗い顔をしている方
色んな方がおりましたが、総じて少し緊張感のあるような気がしました。
そして何より人の数が多すぎる。
※もちろんゆったりとしたオサレカフェもたくさんありますよ!!
伊万里市にはチェーン店はほぼありません。そしてカフェの数も圧倒的に少ない。
でも、チェーン店では出せないような、オサレカフェがたくさんあり、
オーナーの意向を色濃く出た個性的なカフェが多いです。
食事は地元で獲れた食材をほぼ100%利用。もちろん美味しい。
そしてお客さんとオーナーさんとの距離がものすごく近く、
みなさん、めっちゃ特徴があって、めっちゃ面白い。
東京かぶれの新参者の拙者にも好意的に接してくれました。
具体的に言おう、
伊万里を代表する人気者「森永(もりなが)」さん。
ジャッキーチェンのような写真ですが、基本的に写真のように、ふざけていらっしゃいます。
自動車学校の入学初日、代表の藤山が
「伊万里でめっちゃ面白い人がおるけん、いこう!」と誘っていただき、
伊万里百貨店に行きました。
※伊万里百貨店Webサイトはこちら
第一印象は、すごくフレンドリーなお兄さん、見た目は非常にイケメン。
好感度しかなかったことを記憶しています。
Life Is Beautiful→LIB coffee IMARI
ちなみにLIB coffeeというすてきなカフェのオーナーをされております。
※伊万里のおしゃれカフェ LIB coffee
②飲み屋(バー)
東京では(神奈川、埼玉、千葉も同様)、駅前にはめちゃめちゃ、飲み屋が乱立しており、
夜中まで空いているお店もたくさんありました。
私も特に新橋、上野で良く飲んでまして、オキニーのお店もたくさんありました。
上野駅なんかは、本当に昼間から飲んでいる方が多かったですね。
※今回のコロナウイルスでは本当に苦しい状況だと思います。早く収束することを切に願います。
自動車学校当時の伊万里市には、ほぼチェーン店は無く、
個人経営のお店が多かったです。そして飲み屋のお客さんたちが凄く仲が良い。
だいたい、オーナーが色々お客さんの共通の話題を振ってくれて、横の人と仲良くなります。
東京みたいに1,000万人とかいないので、結構顔なじみの人が多く、たいていの人と仲良くなります。
とりあえず伊万里には素晴らしいオーナーさんが多かった。
具体的に一つだけ紹介しよう。
伊万里を代表するバーテンダー「森永(もりなが)」さん(※2020年7月3日現在、今は引退されてます)
基本ふざけていらっしゃいます。
伊万里にめっちゃ面白いバーがあるよ、と話を聞き、
向かいました。
その時、のど自慢大会のトップバッターを行った時にめっちゃ滑ったというネタを披露してくれて、
腹を抱えて笑った記憶があります。
そして、原則、写真は顔芸入ります。
※伊万里伝説のバー ragazza(ラガッツァ) 左が僕で中央、右が藤山夫妻。
③イベント(バル)
東京ではところせましと色々なイベントがあり、私もよく言ってました。
タイフェス、激辛フェス、音楽系のフェス等、たくさんあったので、お酒が好きな私はよくいってました。
地方でも伝統的なお祭りもありますが、伊万里でもバルもやってます!
その名も、伊万里市で1年に1回開催される、伊万里GYUGYUバル!
このイベントは、4枚綴りのチケットを購入して、バル参加の飲食店を回遊して飲み食いするイベント。
チケット1枚で、店主イチオシの逸品とお酒1杯飲むことができるので、はしご酒が大好きな拙者にとっては最高のイベント。
※今年はコロナの影響もあるので中止、、ではなくテイクアウトバル!に変更です!
カッコいいPV!もちろん自作!ちなみに伊万里もそうですが、地域にはライター、クリエイター、デザイナー、エンジニアなど、フリーランスの方が実はめっちゃいます。
そしてこのイベントを取り仕切っているのが、
そう、「森永(もりなが)」さん。 基本ふざけています。
しかしながら、
ふざけているようで、実は全然ふざけていない感じ。
というか、伊万里で約2週間過ごしで思ったのが、、
熱量たかし、信念つよし、義理人情あつし、走攻守3拍子揃った「熱男」が多いことに驚愕。
正直、東京から帰ってきたばっかりの時は、地域をなめてました。。
田舎やなぁ~何にもねぇなぁ~と。
違うんですよ
自分の生まれ故郷や、ご縁があって暮らしている伊万里をこよなく愛し、
人口減少の荒波にも挫けず、負けずに努力を怠らない。
「どうやったら、もっと人口が増えて、もっと伊万里が盛り上がるだろうか。」
「どうやったら、もっと子供が喜ぶイベントができるだろうか。」
「どうやったら、伊万里駅にもっと沢山の観光客が来てくれるだろうか。」
様々な地域課題に対して喧々諤々と議論し、そして思い立ったが吉日、即実行。
そして何より周りの仲間とのチームワークが凄すぎる。
※森永(もりなが)さんは画像中心と左側にいらっしゃいます。
東京に住んでいる時は、福岡でさえ「ただの田舎町」としか思ってませんでしたが、
伊万里に来て、豊かで熱い心で頑張る同世代や先輩方と交流し、移住の良さを少しづつ実感。
物質的な豊かさと精神的な豊かさのバランス。
都会でのハードワークの見返りとしての給料。
【本当の幸せ】はどっちなのか、Uターン直後に心の底から感じました。
そうしているうちに、無事に免許を取得!
そしてようやくスチームシップにジョイン。
※めっちゃ簡単でした。大金がかかったけど。
次回3話目の舞台は、佐賀県有田町。
スチームシップジョインして、約1か月間私が住んだ場所。
現場からあることについて超詳らかに訴求したいと思う。
第2話完~
※次回に乞うご期待