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何事もやってみないとわからない!飛び込んだ先で自分の進む道を見つけた、とあるインターン生の話。Steamshipインターン記2023/Luna

みなさん、はじめまして!
大阪大学4年のLunaです!



大学は大阪ですが、出身は長崎県大村市です。関西弁は話せません。笑



私は、大学3年生の春休み~4年生の6月にかけて3ヶ月間、Steamshipでインターンを行いました。



普通の大学生だと、就活真っ只中のこの時期に
「なぜインターン!?!」
と疑問に思う方もいるかもしれません。



そうなんです、この時の私は人生にとても悩んでいました。



だから、インターンに参加しました。



そして、自分の進む道を決めることができました。



この航海日誌では、私の経験した濃い3ヶ月間をお伝えしようと思います。




就活で悩んでいる学生さんにとって、何かしらのヒントになれば嬉しいです!






人生に悩みまくっていた3年生の3月

実は私、大学3年生終了後に一年間休学し、カナダに長期留学をしていました。



小さい頃から英会話を習っていたこともあり、昔から人並み以上に海外に対するあこがれを抱いて育った私にとって、海外留学は長年の夢でした。



コロナ禍で一時は諦めて就活をした時期もありましたが、やっぱり諦めきれなくて、休学を決意して叶えた留学。




それはそれは、楽しかったです!!!



世界中の学生と友達になって、食べたことがない料理を食べに、見たことのない絶景を見に、いろいろなところへ足を運びました!



もちろんしっかり勉強もしました!!笑




語学学校とカレッジに通い、ホスピタリティー(旅行やホテル業)を学び。




語学力もめきめきと上達し、終盤にはネイティブと肩を並べて、ホテルのバリスタとして働く経験もしました。



カレッジの卒業式にて


「もっとこの刺激的な環境の中で自分自身を成長させたい」




「私は世界で活躍できる人になりたい」



帰国する頃の私は、そう考えていました。



ですが、それと同じくらい大きくなっていた気持ちもありました。



「やっぱり日本ってすばらしい!!地元長崎にもどって、その魅力を世界に発信する仕事もいいかも・・・?」



大学で県外に進学したころから、地元長崎の良さには気づいていました。




「地元に戻って働くのもいいなぁ。でも、給料は低いだろうし、何より魅力的な就職先がない・・・」




当時そう考えていた私は、地元で就職することを諦めていました。



地元就職をするか、海外就職をするか。



帰国後、家で悶々と悩む日々が続きました。



ですが、悩んでも悩んでも答えは見えてきませんでした。



そんな時見つけた、Steamshipという会社。



皆さんも見ましたよね?あの、おしゃれすぎるホームページ。



そして目に飛び込んできた「地域の宝探しカンパニー」という言葉。



「これだ・・・!」と思いました。



悩んでもしょうがない、とにかく飛び込んでみよう!!



そう決心し、ご縁があってインターン生としてSteamshipにジョインすることができました。






ジョイン後1週間でSStripに参加!?

ジョイン前に、はさぽる(波佐見オフィス)でキャプテンのRaitaさんと面接したときのこと。



「じゃぁ3月からヨロシク~!!
ちなみに、今度壱岐で社員旅行があるんだけど、行く??」と聞かれ。



「え、インターンなのにいいんですか??…行きたいです!!」

とその場で参加を決めてしまった私。



今考えると、大胆な行動だったなと我ながら思います。笑



そして、緊張も解けぬジョイン後1週間の私は、
長崎県壱岐で行われた2泊3日の社員旅行(通称SStrip)に参加させていただきました!!




この旅行で全社員のうち約60名もの方々と一度にお会いすることができました!!



後でわかったのですが、それぞれのクルーは各ポルトで分かれて勤務しているため、SSの全社員が集まるのはなかなかないそうで。



そんな中、ジョイン早々に多くの個性的なメンバーの方々とお会いし、お話しできたことは本当に貴重な経験でした。



壱岐市はSteamshipがふるさと納税の担当自治体としている市の一つ。




2泊3日の日程は、壱岐市担当のRyomuさんがバスガイドとなって案内してくださり、壱岐を隅から隅まで遊びつくすことができました!



美味しすぎる壱岐牛と新鮮な海の幸を堪能。




かわいいイルカにも癒されました・・・♡




そして、忘れることなかれ。




絶賛人生に悩んでいる私は、ここぞとばかりに人生の先輩方に相談しまくりました。



「どうしてSteamshipを選んだのか?」

「これまで、どういう職歴を歩んでこられたのか?」



もちろん、99%の皆さんが初めましてでした。




それなのにもかかわらず、皆さん真剣に私の悩みを聞いてくださり、沢山のアドバイスをくださいました。



「インターン生の、しかもジョインして間もない私の話をこんなに真剣に聞いてくれるんだ。そんな素敵な人が本当に沢山いるのが、Steamshipなんだ。」





本当に嬉しかったです。



普段人見知りしない私が、緊張で人見知り発動してしまうくらいの初日でしたが、最終日には心があったかくなって、たくさんのクルーの皆さんと顔見知りになることができました。



SStripに参加して、本当に良かったと思ってます!!




あの時に誘っていただいた、Raitaさんに大感謝です。本当にありがとうございました!






なるほど、これが社会人か。

Steamshipでの1日は「朝礼」から始まります!



Steamshipの朝礼とは、毎日一人のクルーが担当となり、自分の近況やはまっていること、自分の担当自治体のいいところ紹介など、様々なトピックをオンライン上で全社員にお話しする時間のことです。




拠点が離れているため、全員が時間を共有できる唯一の時間になります。



私はこの朝礼の時間が、毎日楽しみでした!!




Steamshipのクルーは本当に個性派ぞろい。




自分の知らない世界や、人生にとってためになるありがた~いお話をたくさん聞くことができました。




その人自身の話を聞くのが好きな私にとって、毎朝いろんな学びがありました。



朝礼についてのコメントを各オフィスで共有して、その日の業務がスタート。



日々の業務では長崎県南島原市ディレクターとして、様々なタスクを任せてもらいました。



・商品ページの画像作成依頼

・完成したページの確認

・商品ページの作りこみ

・SEO対策

・事業者さんの電話・メール対応

・事業者訪問

・カタログ企画 …etc

3ヶ月で本当にたくさんの業務に携わることができました!



中でも特に難しさを感じたのは、拠点が離れたクルーの方と一緒に仕事を行うことです。



私が所属していた大村の拠点(おむぽる)にはデザイナーさんがいないため、商品ページの画像作成依頼をお願いするときは、社内ツールを使って、文章のみでタスクを依頼していました。



始めはお会いしたことも、お話したこともない相手と仕事を進めることに、正直すごく違和感を感じていました。



仕事の流れがつかめないうちは、自分が何のタスクを依頼しているのかも分かっておらず。




デザイナーさんに再度画像を修正してもらったり、話がこじれて文章で何度もやり取りをしてしまったりと、本当にご迷惑をおかけしました・・・。



そんな中で、スムーズにやり取りをするためのアドバイスを先輩ディレクターにいただき、少しずつ改善。



文章でのコミュニケーションが苦手な私は、とにかく絵文字を使って感情を伝えたり、依頼文が長くなりそうなときはドキュメントにまとめたものを送ったりと工夫しました。



また、拠点が離れているからこそ分かりづらい進捗もこまめに共有するように意識し。




こうすることで、認識のずれを極力減らしながらスムーズにタスクを進めることができるようになってきました。




回を重ねるごとに、デザイナーさんとの距離感も縮まっていき。




そのおかげで、納得のいくデザイン画像を作り上げることができました!!



こちらは私が担当してデザインを作っていただいた思い入れのある商品です。



「星が見える街に住みたい!」という思いで移住して来られた事業者さんだったので




その思いが伝わるように、星のイラストをあしらっていただけるように依頼をしました。



最終的に、この商品ページが受付開始になったときは、とても嬉しく




また、一つのものを作り上げたという達成感を味わうこともできました。






1ヶ月で教わる立場から教える立場へ

ジョインして1ヶ月が経ったころ、2023年度の新卒社員の入社式が行われました。




そして、南島原チームにはなんと2人の新卒ズが加わることに!!



その頃の私は、やっと業務の全体の流れを理解し始めた頃でした。



これまでは教わる立場だった私が1ヶ月で先輩ポジションになったんです。




創業7年目のスタートアップであるSteamship。



ジョイン前から、スピード感が速いと話は聞いていましたが・・・。想像以上の速さでした(笑)




始めは戸惑いと不安がありました。




ですが、新卒の二人を見ていると、1ヶ月前の自分を見ているようで「助けてあげたい!」と自然と思うようになり。



二人も、先輩なのか同期なのか分からりづらいポジションにいた私をランミ(※)やピクニックに誘ってくれるようになり、1ヶ月間でぐぐぐっと距離が縮まりました!!

(※)クルーの皆さんと地元のお店でランチすると半額補助いただける制度



毎日タスクに追われながらも、一生懸命に頑張っている二人の姿にとても刺激を受け、「自分も頑張らなきゃ!!」と前向きな気持ちになれたんです。



インターンの3ヶ月目は二人のヘルプ係として業務をこなしていました。




自分ができそうなタスクを引き受け、二人がディレクターとして成長するために必要な、商品企画や事業者訪問に注力できるようにすることが私の任務でした。



そのためのタスク共有ミーティングを二人と行い、今どのタスクが、どこまで進んでいて、いつまでにやらなければならないのかを一緒に整理しました。




タスク管理は社会人にとって必要不可欠で、さらに最初の段階で自分にあったやり方を見つけるのがかなり重要だと感じています。



私は計画を立てるのが好きなので、二人に自分なりに工夫している点を共有すると




「参考になります!ありがとうございます!!!」とめっちゃ感謝してくれて、こっちまで嬉しくなりました(涙)



これまでの経験上、「教える」ことに苦手意識を持っていたのですが




今回教わる立場と、教える立場両方を経験したおかげで、効率的な伝え方を実践することができました!




そしてこの経験が、自分の自信へとつながりました!



そして二人へ~

二人のコンビネーションは最強です!
これから、いろんな困難や壁が現れると思うけど、助け合って、乗り越えていってください!応援しています!!!!

新卒ズのGaito(左)、Hanaちゃん(右)と







あたたかく迎え入れてくれた
おむぽるの皆さん

この3ヶ月間、就活をしながら、週に一度大阪の大学へ通いながら、他のアルバイトも行いながらのインターンは、正直大変だと感じることも多々ありました。



そんな私のメンタルを支えてくださったのは、おむぽるの皆さんでした。



まず、私のメンターとして面談を行ってくれていた、まーちゃん。




まーちゃんは同い年とは思えない、社会人レベル最上級の2年目社員さんです。




今は新卒クルーへのきめ細やかな教育も行いながら、経理、メインディレクターとしての業務と、バリバリ仕事をこなす、本当に尊敬するクルーです!!



月に一度のメンター面談では、業務上の悩みはもちろん、人生の悩みまで本当に親身に聞いてくれました。



「誰に相談しても解決しないんだよね・・・」
とぼやくと




「私はそれを、難しい問題だね~で終わらせたくない!何かアイデアを出してあげたいからちょっと待ってね!」

と一緒に悩んでくれて、思考を整理するためのアドバイスをくれました(涙)



実際にアドバイスに沿って思考を整理してみると




自分が何につまづいていて、どう対処すれば解決するのかが明確に見えてきました。



私のメンターがまーちゃんで本当に良かったです。




本当にありがとうございました。




私が卒業した後も、引き続きメンターを続けてほしいくらいです(笑)

最強メンターまーちゃんと


そして、何度もランミにさそってくださったおむぽるの皆さん。




ランミの時間を通して、業務時間はなかなか話すことができない、他自治体担当のディレクター陣や、エンジニアさん、CS(カスタマーサポート)さんと沢山お話しをすることができました!




普段は話さないプライベートの話をすることで、距離が縮まり、どんどん居心地が良くなっていき。



大村出身の自分も行ったことがない地元の飲食店にたくさん連れて行ってもらい、地元のお宝も新たに発見することができました。




皆さんのおかげで、3ヶ月間とても楽しく過ごすことができました!




本当にありがとうございました!!!



おちゃめであったかいおむぽるの皆さま



新たな航海にむけて
悩みながらも、がむしゃらに過ごした3ヶ月間は振り返ればあっという間でした。




そして、このインターン期間中に、私は国内で就職をすることに決めました。



自分でたくさん思考して、いろんな可能性を検討し。




実際に様々な業務に携わることができたからこそ、自分の得意なことや、やりたいこと、進みたい道を見つけることができました。



そしてその過程で、本当にたくさんのSSクルーの方々に相談に乗ってもらいました。



その中で心に残っているのが

「るなやんが生きたい道に行くのが一番だよ」

「一番幸せになれる道に進んでほしい」

「自分の心に素直に従って、いきたいところを決めればいいよ」

この言葉達です。



このすべてに共通しているのが、皆さんが私の意思を尊重して、私のことを考えて送ってくださった言葉だということです。



そんな素敵なクルーがたくさんいる。

それがSteamshipという会社なんです。



3ヶ月前、悩みすぎて一周回って何をしたいかわからなくなっていた自分。



でも、思い切ってSteamshipに飛び込んで本当に良かったと思っています。



それは他でもなく、Steamshipだからよかったのだと心から思います。



ここには書ききれていない、SStripでお話しを聞いてくださった皆さん、業務でお世話になった他ポルトの皆さん、そしてRaitaさん。



この3ヶ月間におけるすべての出会いが、私にとって宝となりました。



この経験を糧に、これからも自分の心に素直に従いながら、後悔のない航海をしていきたいと思います!



皆さん本当にありがとうございました!



これからSteamshipが多くの地域の宝を発掘し、
日本を元気にしてくれることを楽しみにしています!!




※この記事の情報は、2023年8月現在のものです。

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