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《入社式運営レポ》入社式の演出は?服装は?2024卒を迎えた運営チームが舞台裏をお届けします!

みなさん、はじめまして!
2023年4月1日にジョインしました、ディレクターのKyo(左)とデザイナーのMisaki(右)です!


学生から社会人となり、この一年、仕事の面白さや楽しさ、大変さなどを痛感しながら、地域を盛り上げるために奮闘してきました。



そんな新卒2年目になったばかりの私たちですが・・・



今年の入社式に運営チームとして参加させていただきました!



早速ですが今回は、4月1日に行った入社式について、運営チームレポートをお送りします。

▶新卒Hinoが執筆してくれた、NEWクルー側のレポートはこちら



最後まで読んでいただけると嬉しいです!






年末に飛び込んだ
サプライズなお知らせ

そもそもの始まりは12月のとある日。




いつも通りそれぞれのオフィスで業務をしていると、広報・人事担当のShihoさんから社内のチャットツールに突然の一報が届きました。



「一緒に、最高の入社式を作りませんか?」



目に飛び込んできたのは、最高に嬉しすぎるお言葉!



去年は、迎えてもらう側だった私たちが運営として迎える側に、、?



そんな大役、私たちに務まるのか、、という不安もありましたが「もちろんやります!」の一択しかなく。



ここから初めて尽くしの日々がスタートすることになったんです。



まずは、初めての運営チーム顔合わせ。



みんなでああでもない、こうでもないと話しているうちに



ワクワク、ドキドキの入社式の記憶が蘇ってきました。



入社式で感じた高揚感は一年経った今でも脳が忘れていないんです。



それくらい大切な日なんです!



新卒クルーのみんなに入社後もずっと心に残る一日にしてほしい!!!



そんな想いを胸に、運営チームは動き出しました!






最初の大仕事はコンセプト決め

記念すべき24年卒の入社式の舞台は、Steamshipの本社がある長崎県波佐見町。



国の有形文化財でもあり、歴史の詰まった「波佐見町講堂」を会場として使わせていただくことになりました。


見学へ行った際、そのどっしりとした門構えと、講堂ならではの神聖な空気に自然と背筋がシャン!となったのを覚えています。



そしてとにかく講堂が広っっっっ!



圧巻のスケールで言葉を失いました。



この空間を贅沢に使えると思うと、ワクワクしかありません。



和洋の要素を取り入れた風格ある内装も素敵すぎて。



これは絶対に最高の入社式になると確信しました。



みんなで椅子を並べてみたり、新卒クルーはどこから入場するのがいいのか話したり。



装飾はこんなのがいいかなぁ~、こんなのがあったらもっと映えそう!などいろいろアイデアを出し合いました。



会場内のことだけでも決めることは沢山ある。



「課題山積みだね!」

そう言いながらオフィスに戻ったのを覚えています(笑)



実際に講堂の雰囲気を体感した私たちは、一気に入社式運営モードに突入。



この講堂をお借りするからこそ、由緒ある風貌にぴったりのコンセプトにしたい!



そんな想いのもと、決定した今回のコンセプトは

Move the clock〜歴史をつくる一員に〜!



社会人としての一歩を踏み出す新卒クルーのみんなに、Steamshipの歴史や物語を感じてもらいたい

そしてまだまだ伸びしろしかないこのSteamshipのクルーとして、これからの歴史を刻んでいく一員になってほしい



そんな想いをこめました。



決定にいたるまで、運営チームみんなでたくさんの意見を出し合いました。



ここですばらしい力を発揮したのが、私たちの同期で短歌が大好きなGaito



私たちでは思いつかないような素敵な言い回しや表現で、コンセプト案をいくつも提案してくれて。



どれも入社式の情景が思い浮かびそうな案ばかりで逆に選ぶのが大変という嬉しい悩みも(笑)



途中想いが溢れすぎて、まとまらない!という緊急事態もあったけど



Gaitoの力を貸してもらい、ステキなコンセプトに決定できました!!!!

(最高!!)



Special thanks Gaito!!






次はSteamshipのイベント時には欠かせないドレスコード決め。



過去のイベントでも様々なドレスコードを設定してきましたが、今までにないドレスコードにしたい。



波佐見町講堂、歴史、時間、物語、、、、、



入社式を彩るワードを突き詰めた結果、「レトロコーデ」に決定!



Steamshipオリジナルの真っ白なTシャツを新卒メンバーにプレゼントし、このTシャツを取り入れてレトロコーデを完成してもらうことにしました。



当日みんなどんなコーデで来てくれるかな♪






デザインで思いを伝える

さてコンセプトが決定し、いよいよここから、制作物や動画に落とし込んでいきます!



デザイナーとして、制作物には手をぬけない(by Misaki)、、、



最高のものを作り上げるため、沢山考え、練り直し、試行錯誤。



デザインチームのリーダーNaoさんに支えていただきながら、なんとか、作り上げました!!



せっかくなので制作物の紹介をさせてください!



こちらは入社式のポスターです。


MOVE THE CROCKの意味「時計を動かす」を表現しています!



これからチームの一員として新しい景色をたくさん見ていってほしいという思い



そして、新しいクルーを迎え、地域との関わり、人との関わりなど、たくさんの歯車が合わさることで、新しいSteamshipという時計が1秒1秒また動き出すという意味を込めて



一つひとつ、作り上げていきました。



そしてこちらは事前に新卒クルーの元へ届けた招待状です。


これを見て、入社式がより楽しみなものになりますように…!



そんな思いをこめてワクワクしながら作りました。



デザインはワクワクを届けるお手伝いです!



この気持ちが届いていたら嬉しいです!






入社式当日
ついに時計の針が動きだす

さて、いよいよ4月1日がやってきました!



今まで運営チームみんなでいろいろ練ってきたことを最大限に発揮する日です。



この日は朝からソワソワ。



自分たちの入社式じゃないのに緊張する〜〜と向かった会場。



これから、運営チームで最高の会場を作っていきます!!



入社式は毎年午前中に行っていましたが、今年は16時からの会式で設定。



4月1日は年度初めということもあり、慌ただしい部署もあります。



各部署のメンバー揃って門出を祝福できるように、そして式の後の懇親会の時間をゆっくり過ごせるように遅い時間からスタートしました。



一足早く会場入りした私たちは、まずはみんなの顔が見えるように半円状に椅子を並べていきます。

(新卒クルーと現クルーが向き合って、心を通わせられるような空間になったらいいな)



講堂にSteamshipらしさをプラスしたいと思って制作したSSフラッグも取り付けていきます。


時間は有限。せっせと装飾しつつも思いはたっぷり詰め込み。



リハーサルもShihoさんのてきぱきとした段取りのおかげで無事に終わり、いよいよ本番へ・・・



19名の新卒クルーが会場入りし、おもてなしの時間が始まりました。


今回、前年より時間を取ったのが、お祝いする側からのコメントです。



こういった式典では、会社のトップの方々のみが祝辞を述べることが多いと思います。



が!今年はなんと迎える側で参加したクルー全員がお祝いの言葉を贈りました。




その数、20名弱。


実は当初リーダー5名ほどの予定でしたが、驚くほど自然な流れでコメントが紡がれていき。



予想外の展開でしたが、この時間は良かったなと思います。




今日の言葉は、今、この瞬間。




新卒、入社式という場でしかかけてもらえない言葉。



目指すべき先輩となる、リーダークラスよりも近しいクルーからのコメントは



新卒のみんなに響いていたような気がします。



いい意味でアットホーム。



生まれ育った家族と、自ら育む家族、そして第3の家族Steamship。



Steamshipのカルチャーである「サードファミリースピリッツ」を肌で感じられるシーンで。



みんなで歓迎している感じが溢れ出ていました。



コンセプトをとにかく大事にして開催した入社式。



新卒クルーの緊張しつつも希望に満ち溢れた表情を見ることができただけでなく、このコンセプトに込めた想いを式中に伝えることもできました。



ShihoさんのMCはやっぱり最高だったし、事前に準備していたWelcomeムービーもバッチリ決まった。




Raitaさんからの言葉も身が引き締まる思いに。


そして今回の主役である新卒一人ひとりからの決意表明の時間は




新卒2年目の私たちも初心にかえって自分を見つめ直しながら聞いていました。


みんな自分の想いを自分の言葉で表現していて。

キラキラしていて。



私たちも負けてられない!と心突き動かされた時間でした。






そして、そんなホットな思いのまま懇親会が始まります。



懇親会は講堂の近くにある、みんな大好き「monne legui mooks モンネ・ルギ・ムック(通称ムック)」で開催!


器のまち・波佐見町で今や人が集うオシャレな観光スポットとなっている西の原。




こちらはその火付け役とも言えるまさに波佐見町を代表するお店です。




アンティークな家具で彩られたレトロな空間に、美味しい料理がたくさん並んでいて。


みんなニコニコしていて。


リラックスして、色々なクルーと話ししながら楽しんで欲しい!と思っていたんですが・・・



肩ひじ張らずに楽しんでいる新卒クルーの笑顔を見て、私たちも一安心!



そんな中、Steamshipでは恒例のチェックインタイムが始まりました。



今の自分の感情を仲間と共有する大切な時間です。



入社式の緊張した表情とは打って変わって、笑顔やユーモア溢れる内容で今の想いを共有してくれるみんな。


これから共に働いていくことがさらに楽しみになりました!



こんな素敵な時間を紡ぐことができたのも「ムック」さんのおかげです。



最後には「ここでやってくれて、ありがとう」という嬉しい言葉をいただき。



こちらこそ!なんですが、ムックさんからも歓迎していただいた感じがして、心がアツくなりました。



地域を含めたSteamshipの大事な一大イベント。



地域と繋がり合える。



これは入社式でもできるんだなという新たな発見でした。



この度ご協力いただきました、「monne legui mooks」の皆さま、改めまして素敵な料理と場所をありがとうございました!



ぜひ皆さんも波佐見に来た際は行ってみてください!






入社式の大役を終えた今

12月からプロジェクトに参加しコツコツ進めてきましたが、まずは無事に終了することが出来てホッとしています。



入社式は一般企業だとパッケージング化して、毎年同じものをやることが多いのかなと思います。



でも、Steamshipは今年と去年の入社式で全く違っていたし、来年はどうなるのかな…と勝手にワクワク。



講堂からムックという流れは定番化してもいいなって思えるくらいステキ