みなさま、こんにちは。
地域デザイン部 チームリーダーのNorikoです!
前編に続けての登場ですが、簡単に自己紹介をします。
福岡県出身、チョコレートとキャンプをこよなく愛する(でも虫は嫌い)27歳。
佐賀大学の美術・工芸過程を卒業後、福岡のデザイン事務所で働き、
その後Steamshipにデザイナーとしてジョインしました。
わたしが本ブログでお届けする内容は、
“波佐見町ふるさとBOOK「Like」制作秘話” です!
前回に引き続き、今回は『Like vol.02』の制作秘話をお届けいたします。
前編を未読の方は、まずはぜひ前編からお読みいただければ嬉しいです。
波佐見町ふるさとBOOK「Like」
vol.02の制作
昨年の波佐見町ふるさと納税BOOK『Like』の反響を受け、
今年はさらにレベルアップしたものを作るべく、
企画段階から練りに練りまくりました。
昨年のアンケートを読み込み、読者はどういうコンテンツを望んでいるのか、
どういう構成にしていくか、Like編集スタッフで話し合い、
今回のコンセプトは決まりました。
長崎県波佐見町ふるさとBOOK 2019-2020「Like」
コンセプト 『ホントに「いいね!」ハサミ』 人、モノ、場所、SNS映えするコンテンツに溢れた町、波佐見町。その中でも本当に「いいね!」と思えるモノを独自の視点で厳選。前回同様、ファッション雑誌を意識したテイストにしつつ、町の情報もボリュームアップさせることで、波佐見町のファンを増やし、最終的には集客につながるような返礼品カタログを目指す。
vol.02 始動!
昨年の反省を踏まえ、計画も綿密に立て、編集スタッフの仕事分担もバッチリ!
…と思いきや、
やはりそう簡単に上手くはいかないものです。
昨年の倍に増えたページ数を捌くのはかなりの労力がいりました。
そして昨年と大きく違っている点は、
コンテンツがカタログからより雑誌に近づいているという点。
町の人のもとへインタビューに行き、写真を撮り、記事をまとめ、
ページに反映するという作業は
雑誌編集者でもない私たちにとっては途方もない作業でした。
計画通りにいかない日々と、救世主
計画を立てて1、2週間で気づきました。
これはやばい!絶対計画通りには進まない!
このままでは昨年の二の舞だ…そもそも年内に完成できるのか?
なんて超ネガティブになってしまっていました…
そんなとき、我らがキャプテンRaitaさん(登場2回目)が
雑誌編集長の経験があるデザイナーさんを助っ人に呼んでくださったのです!
その方のもとで一緒に作業ができたことは、
デザインチームにとっても私自身にとっても本当に良い経験になりました。
今まで編集しながらもなんとなくよく分かっていなかった素朴な
疑問に答えていただいたり、
誌面の割り振り方や雑誌でよく使う手法などを学ぶ良い機会になりました。
とにかく夢中になってひた走った3カ月
慌ただしく過ぎていった約3ヶ月。
ほとんどの時間を「Like」に費やし、没頭しました。
気づけば9月も終わりに差し掛かり、夏の終わりを感じ始めた頃。
わたしたちの「Like」もいよいよ入稿、
ゴール一歩手前まで近づいてきていました。
入稿前が一番慌ただしかったように思います。
最終チェックの段階、
誤字脱字、表記ルール、色がうまく出てくれない etc…
何かと修正、修正&修正に追われていました。
いよいよ「Like vol.02」旅立ちの時
長い戦いが終わり、今回も無事に
「Like」は 寄附者さまのもとへ 旅立って行きました。
今年は昨年の倍以上の数の人のもとへ。
何万という人のもとへ自分がデザインしたものが
届けられるというのは感慨深いです。
1人でも多くの方の心に残るものになりますように。
予期せぬ反響の数々!
前編の冒頭にも載せましたが、
寄附者さまのもとへ発送してすぐ、「Like」はSNSでプチバズりしました。
予期せぬ嬉しい反響の数々。
アンケートも昨年をゆうに超える数が返ってきています。
こうやって反応がもらえたときがデザイナーをやっていて一番嬉しい時間です。
来年に向けて
Like編集スタッフ一同、
早くも次号についてのアイデアがぽんぽん湧いてきております!
今回掲載できなかったコンテンツや企画ものなどなど…アイデアは尽きません。
めちゃくちゃ大変だけど、めちゃくちゃワクワクしています。
次号はどんなものが出来上がるのか…!
まだ構想段階ではありますが、
確実に今年より良いものが出来上がると思います。
乞うご期待です!