長崎大学経済学部3年の森田穂香といいます!
私の地域の宝探しインターン
2019年8月19日から9月13日の間、Steamshipのインターンに参加させていただきました。
「地域創生」のために何かできることはないかと考えていた時に、Steamshipという企業に出会いました。ホームページを見てみると、気になるワードがたくさん並んでいました。
「地域の宝探し」?
「ふるさとブランディングファーム」って一体?
百聞は一見に如かず。この言葉の意味を確かめるべく、私は大きなチャレンジができる機会だと思い、インターンへの参加を決意しました。
Steamshipのインターンは「1ヶ月以上」という期間が大前提。私は仕事内容や職場の雰囲気が知りたいという目的で参加しました。しかし、“せっかく一ヶ月という期間があるのだから、結果を残さないと!”という雷太さんのお言葉で、“このインターンで必ず成果を上げよう!”と強い意気込みをもって、臨むことができました。
Steamshipのインターンではどんなことをするのか気になった方は、ぜひ最後までお読みください!
インターン中の葛藤
今回私がインターン中にさせてもらったお仕事は、様々あります。
その中でも私は、Steamshipのメイン事業である“ふるさと納税支援事業”におけるポータルサイト内の返礼品紹介ページの作成に力を入れました。ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体を選び、ポータルサイトなどを通して寄附をすることができる仕組みです。私は、ふるさと納税のポータルサイトに掲載されるお礼の品の魅力が、寄附者の方々にしっかりと伝わるような紹介文を作成するタスクを任せていただきました。
担当したのは、有田焼で260年余の歴史を築く源右衛門窯さんのページです。地域の宝探しカンパニーに入って間もない私が、知らない商品のことをどのように説明すればよいのだろうかと最初は戸惑っていました。
商品のことを知るため、まずは源右衛門窯さんの会社のホームページを読み込むことから始めました。”このお皿は、こんな歴史をたどって、こんな思いが込められて、作られているんだ…。” 源右衛門窯さん の器のことを知るうちにどんどんその魅力に引き込まれていきました。
しかし・・・・・
その魅力をどう描写したらよいのかわからず、苦戦。
苦戦している状況をクルーのMamiさんに相談すると、”お客様の目線になった時に、どんな情報を知りたいかを考えると良いよ”というアドバイスをいただきました。
アドバイスを受け、お皿の大きさや質感、使う食卓の場面を具体的に記すなど、お客様が実際にお皿を使うシーンを想像できるようなページの作成を心掛けるようになりました。
百聞は一見に如かず!
紹介文を作成するにあたり、実際に源右衛門窯さんにも伺いました。
パソコンの画面上で見る器と、目の前にして見る器の美しさは全く違いました。
本物に触れることで、使うシーンのイメージがより鮮明になり、お皿の紹介文もたくさん浮かんできました。
気づいていなかった自分の強みを発見?!
こちらが私が担当したお礼の品ページのひとつです。
伝統的な手法で描かれていますが、古さを感じることはなく、むしろおしゃれで可愛らしいデザインになっています。個人的にとても気に入っているお皿です!
実はこの返礼品ページの紹介文、嬉しいことにSteamshipクルーの皆さんから高評価をいただきました。
”ほのちゃん、お皿の模様の表現が独特だね~” ”使うシーンも書かれててわかりやすい!”など、お褒めの言葉をもらいました。自分では気付かなかった強みに気づくことができ、自信がつきました。
波佐見町での生活
話は変わりますが、1ヶ月間の長期のインターンということで波佐見町のお試し住宅で生活をさせていただきました。
休みの日には波佐見町のカフェや窯元、雑貨やなどいろいろと巡りました。実際に住んでみたからこそ、波佐見町をより近くに感じ、地域の素敵な姿を見ることができたと思います。
お試し住宅のヌシ(こと、大きな蜘蛛)に出合ってしまったことは忘れられない思い出です…。
実際に波佐見焼を作っている窯元も見せていただきました。作る手間暇や、こだわりを知って、波佐見焼にもっと愛着がわきました。また、窯元巡りをしたいと思います!
気分転換になったバスケ部活動
普段歩くことの多い私ですが、インターン中の約一ヶ月間は車で通勤しました。人は、2週間全く運動しないだけで約25%も筋肉量が減少するそうです‥!社会人になっても運動は重要!と、いうことで、仕事終わりに不定期で行われているSteamshipバスケ部の活動にも参加させていただきました。体を動かすことは気分転換の意味でもとても大切ですSteamshipクルーの和気あいあいとした雰囲気にたくさん楽しませていただきました!
1カ月間Steamshipのクルーを経験させていただき、私も地域の力になりたいという思いがより強くなりました。
インターンシップを終えて
Steamshipでインターンシップをしたことで、みんなに知られてない地域の宝を発見したら自分から情報を発信したり、興味があるところには直接話を聞きに行ったりなど、どんどん動いていこうと思うようになりました。
もちろん社会人として必要な挨拶、ビジネスマナー、文書の書き方、電話の取り方も本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
Steamshipでの経験は、今後の大学生活でも社会でも活かしていきたいと思います。ありがとうございました!