藤山雷太の宝ものガタリ
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ゾロとサンジは何億ベリー?(資産運用部1)





調べてみたところ、現在、麦わらの一味(ワンピース)の懸賞金は次のようになっている。

ルフィ  :15億ベリー
ゾロ   :3億2000万ベリー
サンジ  :3億3000万ベリー
ウソップ :2億ベリー
ナミ   :6600万ベリー
ロビン  :1億3000万ベリー
フランキー:9400万ベリー
ブルック :8300万ベリー
ジンベエ :4億3800万ベリー
チョッパー:100ベリー

チョッパーが100ベリーなのかわいい…。と、言いたいわけではなく、スチームシップもこんな船を目指したい。クルー(社員)の懸賞金、ではなく、資産の話だ。



というわけで、こんにちは。
株式会社スチームシップのキャプテンCEO 藤山雷太です。

「は?」

「Pardon?」

そう思われた人も多いかもしれません。東京で成功したって資産1億円は難しそうなのに、地域(佐賀や長崎など)で働いて、それは可能なの?しかも社員みんなが?と思われたでしょう。


僕には、ずっと考えていたことがあります。

スチームシップは2022年の4月で創業5年になります。新しい会社だし、僕自身もまだ30代後半。クルーも20代とか若い人が多いし、今は「仕事が楽しいな」と思って日々を過ごしてもらって全然OKなのですが。

知ってます?み~んな年齢を重ねて、60歳とかになる日が来るんですよ。

たとえば30年後、スチームシップが会社として順調に成長していたとしても、60歳・65歳で退職してくクルーたちに、いわゆる大企業みたいに「ドン!」と退職金を払えるだろうか。

もしそれがむずかしい場合、クルーたちがこの船を降りた後も、お金の心配をすることなく、安心して、ゆたかな生活を送るためにはどうすればいいんだろう?退職後も「本当にスチームシップに入ってよかったな」と思ってもらえるように、会社として仕組みを整えておきたい。

スチームシップは次のようなビジョンを掲げています。


■地域が積極的に選ばれる社会をつくる。


就活のとき自分が本当にやりたい仕事というよりも、その企業の年収を重要視して、地元を離れ、都会へ行く人も多いと思います。であるなら、地域が積極的に選ばれるためには、お金(資産)の面でも都会の大企業で働く人と同レベルか、それ以上にまでもっていきたい。


さあ、どうする?


最初はどうすればいいのか全然わかりませんでした。なんの手がかりもなく悶々とした日々が何年も続きました。

そんな僕に転機が訪れます。2020年、新型コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされました。自分の家から出ることも、ままならない日々。そのとき僕は思いました。

「どこにも行けないなら、家で何か勉強しよう」

外出はできませんが、手元にスマホはあります。You Tube は見れます。おもしろ動画も好きですが、どうせなら、どんな分野でもいいから、自分にとって勉強になりそうな動画を見まくろうと思いました。

そして出会ったのが「投資」について解説する動画です。その解説を聞きながらシミュレーションしてみると…


たとえば0歳から毎月3000円、60歳まで積み立てするとします。すると59歳で元金は約212万円になります。ただこれを複利(利子に利子がつくこと)10%で積み立てると…


あれ、これ、1億円いくな…


…すごい。

世の中のお金持ちと呼ばれる人々は、みんなコレをやっているんだ。資本主義という世界には「投資」という名のレールが敷いてあるのに、僕はそのレールに乗っていないどころか、くわしく知りもしなかった。

でも逆に、投資についての知識や資産運用の方法(金融リテラシー)がクルーのみんなに浸透すれば、働いて稼ぐという方法と別のルートで、ちゃんと自分で資金をつくれるし、退職後のお金の心配もなくなる。

それでいて、スチームシップで自分のやりたい仕事ができるなら、そこではじめて「地域が積極的に選ばれる社会」が生まれる!


投資すげぇ

資本主義すげぇ

You Tubeで解説してくれる人すげぇ


それから僕は毎日、時間をつくって投資(資産運用)の勉強をしています。

「藤山雷太はちょっと事業で成功してお金に余裕があるから、自分のために投資をやり始めたのではないか?」

そう思われるかもしれません。ただ僕は、投資はお金持ちではなく、一般の人こそやるべきだと考えています。そして(信じてもらえるかわかりませんが)僕が投資の勉強をしているのは完全に「タガタメ」です。

スチームシップのクルーに資産運用のやり方を教えたいんです。そして、できればゾロやサンジの懸賞金なみの資産を、クルーみんなで目指したい。もちろん通貨は「ベリー」ではなく「円」で。


だから僕は、僕自身が投資について学んだこと、経験したことを、あますことなくクルーに伝える「部活」を社内ではじめました。


その名も、資産運用部!(ドン!!!)


そしてこの話は…

TO BE CONTINUED(ドドン!!!)





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【参考】
複利計算サイト
ONE PIECE NEWS