BLOG

Steamshipデザイナーインターン記2020 /Gucci

こんにちは!

東京造形大学造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻3年の原口彩です。

2020年2月17日から1ヶ月間、Steamshipの春期インターンシップに参加させていただきました。

インターン生活が終了し、今回のインターンの内容を本レポートにまとめましたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

Steamshipインターン参加のきっかけ

1月〜3月末までの長い春休みを有効に活用したいけど、何をしようか・・・と考えていた時に友人の橋本さんからSteamshipを紹介してもらい、WEBサイトを見たことがきっかけです。

元々、大学卒業後は地元である長崎に戻ってくると決めていました。デザイナー職のインターンも募集してあり本社が波佐見にあるということで、波佐見高校の美術・工芸科に通っていた頃の懐かしさもあり申し込みを決意しました。

「波佐見高校を卒業して東京造形大学に入学した年にSteamshipは設立されて、今3年目だからぐっち(私のニックネーム)と同級生だよ!」というお話を社長のRaitaさんからお聞きし運命を感じました。

インターンで経験したこと

最初の数日は、ふるさと納税のポータルサイト内で使用するバナーや、返礼品紹介の画像作成を行いました。商品の魅力について調べたり、実際に画像を作成したりする中、初めて知ることも多く驚きばかりでした。

インターン3日目には、有田の真右エ門窯さんや有田ポーセリンラボさん、源右衛門窯さんを訪問しました。

室内にたくさん並べられた焼き物をぶつけて落とさないかヒヤヒヤしながら通りました・・・実際に手に取って吟味し、色合いのバランスなどを考えながら商品を選ぶお手伝いをしました。どれも綺麗で本当に魅力的なものばかり!焼き物について直接窯元の方とお話をする機会はなかなか無いので貴重な時間になりました。

その後に、Steamshipのノベルティの提案を依頼されました。

会社のノベルティを企画してプレゼンすることはあたりまえに体験できることではないので、依頼された時はインターン中にこんな貴重な経験をしてもいいの?と驚きました。

ノベルティ制作は、同時期にインターンに来ていた橋本さんと共同で行いました!実用性があり、もらって困らないものとしていくつか案を出した中からクリアファイルとボールペンに決定しました。

ノベルティのデザインを考える時は、普段の大学の課題とは違い制約や印刷できる領域のことまで考える必要があるので、かなり時間がかかりました。写真は試作品の一部です。

デザイン案を考えそれに伴うコストなどを調べた後に、社内でプレゼンを行いました。

本番のプレゼンはかなり緊張しましたが、両方とも好評をいただけて嬉しかったです!プレゼン後に感想をいただき、そこでのアドバイスを元にブラッシュアップを行い、最終的なデザインを決定しました。

データの入稿作業までインターン中に完了することができたで、あとは到着を待つのみ・・・!自分たちがデザインしたものが実物となるということで、ワクワクドキドキしています。

実際にノベルティが到着したら、Steamshipのブログでも紹介されると思うのでそちらを楽しみにしててください!

その後、事業者さんの看板デザインやSteamshipの説明会用のパネルデザイン、ふるさと納税ポータルサイトの商品画像に使用される新しいロゴの製作も行いました。

最終日には、Steamshipのくにさんに同行し西海市の事業者さん訪問に同行しました。1日の間にたくさんの場所を訪問し、お話を聞くことができて勉強になりました。この日、インターン開始から数日後にバナー製作を行なった大島トマトをこの時にいただきました。食べるのは初めてでしたが、とても甘くてとても美味しかったです・・・!

この1ヶ月間、様々な仕事に関わりました。思うように進まず悩んだことも多かったですが、積極的にデザインチームの方へアドバイスをもらいにいくことを心がけました。始めは緊張していましたが、段々慣れてたくさんの方と好きな物の話もすることができ、楽しく充実したインターンになりました!インターン最終日の前日に行なわれた映画ナイトは思い出です。

インターンを終えて

1ヶ月間Steamshipでのインターンシップに参加し、「地域の宝探しカンパニー」の意味を実際に現場で体験し理解を深めることができたと思います。 地域に眠るたくさんの宝を見つけ、デザインスキルを通して磨き発信していくということも、私も一部ではありますがこのインターン中に一緒に行うことができ面白かったです!

また、事業者の方とお話をする中でも、「人とのつながり」があってこその地域の宝探しカンパニーなのだと感じました。これからも、人とのつながりを通して地域の新しい宝を見つけ、それらを磨きあげ、Steamshipを通して発信される魅力がどんどん増えていくのだと思います。私もその様子をこれからも見ていきたいです。

1ヶ月間、Steamshipクルーの皆さんには、本当にお世話になりました。

今回のインターンで学んだこと、発見したことを残りの大学生活とこれからの人生に活かしていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

PICK UP!