こんにちは!
東京造形大学からきました、橋本朔良です!
2020年2月17日から2月28日の2週間、インターンに参加させていただきました。
(左が私です)
私はいま東京でデザインを学んでいますが、いずれは出身地である長崎に戻ってきて活動をしようと思っています。
とはいえ、なかなか長崎で学んだことを活かせる場がないと悩んでいました。
Steamship はそんな時期にみつけました。
「長崎でデザインの仕事やってるとこないかなあ」
「実家から近い方がいいなあ」
「ないよなあ」
「えっあった・・・。」
という感じで、検索からホームページにたどり着けたことがきっかけです。
まさか波佐見で見つかるなんて完全に想定外で、そんなおいしい話が…と不安だったのですが、きてみれば綺麗なオフィスで、働いてる方も親切な方ばかりですぐに素敵な会社だなと感じました。
自分なりにやったことをまとめてみたので、インターンにご興味のある方ぜひお読みください!
仕事について
今回のインターン中に行っていたお仕事のなかでも、メインでやっていたふるさと納税サイトのバナー広告制作のことをお話ししたいと思います。
バナー広告とは、これのことです。
みなさん見たことがあると思いますが、広告をクリックすることで紹介するリンクに飛ばせるものです。
私は長崎県西海市と福岡県糸島市のバナー広告を制作させていただき、その返礼品の良さが伝わるような、見やすくてクリックしたいと思えるような広告を目指して作り始めました。
ですが、これがなんとも難しい。
一番最初に制作させていただいたのは、西海市の「体験型返礼品特集」のバナー広告です。本当に実際の仕事をさせてもらえるんだ・・・と内心ミスしないかひやひやしていました。
西海市のサイトは、色や雰囲気のコンセプトがすでに決まっているからデザインにしていくのは比較的簡単だよ。と任せていただきましたが、全く思い浮かばずに初日はラフだけ書いて終わってしまいました。
そのあとも、西海市のサイトを隅々まで見たり、実際に返礼品のことを調べ、デザインチームの皆さんに相談させていただきながら、1日半かけてなんとか完成させることができました。
実際にサイト上に反映させて頂いたときは、達成感でいっぱいになるかと思いましたが、「なんでここをこうしちゃったんだ・・・」と後から気になりすぎてそれどころじゃなかったです。
いままでも自主制作や大学の授業で作品を作ることはありましたが、“実際に大勢の人から見られるデザイン”を作ったことはありませんでした。
制作をするときにも、実際に見られるということを考慮すると様々な欠点が出てきて、何種類も試しつつ、アドバイスをいただきながら一番いい形を探していきました。
とても地道な作業ですが、試行錯誤しながらも様々な意見をもらえるこの作業が、個人的には一番好きな作業でした。
そのあとも、色々なバナー広告を作らせていただきました。
また、一緒にインターンに来ていた原口さんとSteamship のノベルティの提案もさせていただきました。
これについては、私は提案だけさせていただき、あとの進行は原口さんにバトンタッチしました。なので詳しくは言いません。きっといいデザインにしてくれるので楽しみです!
窯元の見学
真右エ門窯さん、アリタポーセリンラボさん、源右衛門窯さんの見学に行かせていただきました。
とくに真右エ門窯さんと源右衛門窯さんは作品をじっくり見させていただいたのですが、どの器も個性があり、高い技術が詰まっていて、見ているだけで楽しかったです。
高校時代陶芸をやっていたこともあり、絵付けや整形の難しさは多少わかるのですが、その技術の高さや繊細さには驚きました。
インターンシップを終えて
Steamshipで働いていく中で、デザイナーとして地域に貢献していくってこういうことなんだなあと感じました。
目立っていないだけで地域にはすでにもう十分素敵なものはあって、その地域の魅力をちゃんと見せたり、発見してあげられることができたら、ずっと成長していける魅力的な地域が沢山あるのだと思いました。
Steamshipで学ばせていただいたことは、就活でも、その後でも、ずっと活かしていけることばかりだったと思います。2週間本当にありがとうございました!