みなさま、はじめまして!
Steamship地域デザイン部のNaoです。
ブログ初執筆!ということで、
まずは自己紹介をします!
Steamshipが本社をかまえる、長崎県波佐見町生まれの波佐見町育ち。地元をこよなく愛するイノシシ年のオトナ女子です。近隣高校のデザイン科を卒業後、就職。
商業印刷物、情報誌、カタログをメインとしたデザイン制作に携わり、2020年4月、Steamshipにデザイナーとしてジョインしました。
本ブログでは、1年前まで読者だった私がどのような経緯と想いで次世代型ふるさと納税カタログ『Like』の制作に携わるようになり、2020年・最新版を発行するに至るまでのストーリーを、前編・後編に渡ってお届けしたいと思っています!
前編からの二部構成で『Like』への熱~い想いを綴っておりますので、前編を未読の方は、ぜひ前編からお読みいただけると嬉しいです!
後編では、最新版『Like』発行にいたるまでのストーリーの続編と、制作チーム大喜びの読者の皆さまからの反応などをお届けしたいと思っています。
いよいよ最新版を発行!
波佐見ふるさとBOOK 2020-2021『Like』
企画を何度もブラッシュアップしながら決まった今年のコンセプトは・・・
“おうちで楽しむ波佐見町”
今年の情勢を踏まえ、町にきてもらうことよりも、おうちで波佐見のことを知っていただくことを重視した内容です。
気になるカタログ誌面をご紹介!
◇返礼品を選ぶ楽しさ
⇒掲載商品を大幅に増加!
◇読む楽しさ
⇒おうちでじっくり読んでいただけるようなコンテンツの充実!
◇想像する楽しさ
⇒実用例を交えた食卓コーディネイトやレシピの紹介!
◇未来の旅への楽しみ
⇒コロナが落ち着いたら行ってみたいなとワクワクしてもらえるようなエンタメ感!
などなど、昨年の読者の皆さまからのアンケートも反映させた内容になっています!
そして、今回私が制作を担当したページの一つがこちら↓
地元民であれば昔から慣れ親しんだワードたち。
そんな波佐見焼の関連ワードを厳選した用語集に、意外と悩むサイズ選びの参考になればとサイズ比較表も掲載しました。
そして、やきものの特長の一つに個体差というものがあります。一見すると不良品に思われがちな現象ですが、やきもの特有の「表情」でもあります。そんな個体ごとの表情となる背景を知っていただきたいなぁという想いもあり、基本的な個体差例を掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。
制作する上でどうしたらより分かりやすく読者へ伝わるか、、、チームメンバーからフィードバックをもらいながら最終的にこの形になりました。最初のラフの時点から格段に見やすくなるのもチーム性の素晴らしいところ!自分では気づけない視点をたくさんもらえることでそれが新しい知識や引き出しとなり、次の制作物に生かせることができるのはとてもありがたい環境です。
それと同時に、このフィードバックというものがデザイナーとして成長していく上で不可欠な要素だなと感じます。自分の制作物を社会人2年目のメンバーに見てもらい意見をもらうことももちろんあります。コリッコリに凝り固まった視点をほぐしてもらえるんですよね(笑)そういう意味でも年齢と経験値の枠を越えて仲間として一緒に切磋琢磨しながら成長していけたら理想だなと思います。
今年は新たに電子版も用意し、さらにお気軽にいつでもどこでもお楽しみいただけます!
『Like』全70ページを掲載中!電子版はこちらからチェックしてみてください。
毎年恒例となっているらしい
カタログ追い込み制作
(た、たのしそう。。本当は必死!)
最終週は、デザインチームグループリーダーのNoriko(吉野ヶ里PORTO常駐)も波佐見PORTOに合流し、それはそれは圧巻のハイスピード&ずば抜けた集中力でLikeを仕上げておりました!入稿予定日は私も家族に子ども達をお願いし、時間が許す限り制作チームのメンバーと共に追い込み感を味わいました。
そうして、チームメンバーの汗と涙と想いがギュギュギュッと詰まったカタログは、今年も無事に発行することができたのでした♡
カタログ制作を通して学んだこと。
カタログ発行後の読者さまからの反響は、チームにとって一番気になるところ。
波佐見町のふるさと納税寄附者の皆さまの手元へ届き始めた頃、チーム内では自然とSNSチェックが始まります(笑)
さぁいきますよーードドンッ!!!!!!!
う、う、うれしすぎるーーーーーーー!!(一同)
こういった寄附者さまの生の声をいただくことがとっても嬉しい!まだまだご紹介しきれないたくさんの嬉しいお声を頂き、クルー一同感謝の気持ちでいっぱいです!励みになります。
そして私たちが何より嬉しいのはそういった皆さまからのお気持ちが地域への応援に直結することです。
顔も知らない全国にいらっしゃる波佐見ファンの方々の応援によって町の益々の活性化に繋がり、子ども達がこれから生きていく未来が創りあげられます。
これは、一年前の私はもちろん、Steamshipにジョインしていなければ、知り得なかったことだったかもしれません。
今改めて思うのは、こんなにも誇れる仕事が地域にあるんだということ。
そして子育て中や主婦であるということは夢を諦める理由にはならないということ。これは今もなおあらゆる瞬間で感じ続けていることです。
“地域から、未来を変えていく”
Steamshipの冒険。
“いつか私も地域の力になりたい”
そう夢見た私自身の冒険もまだまだ始まったばかり。
こうして1年前まで読者だった私は、今年、editorsとしてカタログを手にしたのでした♡
■書誌情報
書名:[波佐見ふるさとBOOK 2020-2021『Like』 ]
仕様:A4判 297×210mm 70ページ
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社スチームシップ 地域デザイン部
担当:川副直美
メール:info@steamship.co.jp