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インターン生から、Steamshipの未来を変えていく。人事業務を通して「地域の宝」=「地域の学生」ということに気づいた話。 / Teppei

みなさんこんにちは!



2021年4月からsteamshipにジョインした
Teppeiといいます!






今回満を持して(?)
航海日誌を書くことになりました!(パチパチパチパチ)




もうジョインして割と経ちますし、いまさら経歴を話してもあれなのでさらっとだけ言います。(ちょっと恥ずかしいってのもある)






福岡県の久留米市という、とんこつラーメン発祥の町で生まれ、地元の高校に進学し九州大学に進学しました。



福岡市内に一人暮らしをして、自由奔放でめちゃめちゃ楽しい大学生活を過ごし福岡が大好きだったのですが



東京で仕事してみたいという衝動に駆られて、大学卒業後はリクルートという会社に入社し約3年ほど働いていました。


東京で1人暮らししてたときの家からの景色です。




もともと都会への憧れがめちゃくちゃ強く、東京タワーが少し見えるくらいまあまあな都会に住んでました。




リクルートでは、巷でよく言われる「圧倒的当事者意識」を強く学ばせていただきました。



仕事に対して血気盛んな人が多い職場だったので、本当に面白い人ばかりでとても学び&刺激が多くて大好きな環境だったのですが、




・もっと世の中に対して有意義なこと出来るんじゃないか?

・自分はもっとやりたいことあるんじゃないか?






と考えるきっかけがあり、気づいたら本能のままにUターンしてました。(だいぶ省略しました・・・こちらは次回。)






そんなこんなでSteamshipにジョインした僕ですが、やってる仕事はディレクター業務とか人事業務とか他いろいろ、色んなところに足突っ込ませてもらってます。




今回は、その中でも僕がいま特に気持ちを込めてやらせてもらってるインターンシップの取り組みについてお話します!




具体的に何をやってるかという細かい内容の話よりは、


・僕がなぜこれをやっているのか
・どういう想いで取り組んでいるのか


の部分にフォーカスをあててお話しします!







「地方学生」であることに対してのわだかまり


いまはインターンシップ全体の設計や運営、インターン生のメンターとしてサポートをやらせてもらってるのですが、これは自分から手を挙げてやらせていただいた取り組みになります。




もともと、人の意思決定をサポートするのが好きだったりして、めちゃくちゃかっこつけた表現をするなら「人の人生の1ページに刻まれたい」と思ってる人間です。(ちょっと重いかな・・・)




そういう想いもあり、大学時代は就活支援活動を趣味でやってたりしてました。




ただ、実は大学時代かなり尖ってまして、自分が就活しているとき、就活を終えた大学の先輩に対して

「この先輩達ってどんくらい凄いん?」
「いまのこの人より1年後の自分の方が凄いんじゃね?」



とか思いこんでいたくらいには尖った奴でした。
これ今思うと相当イタいです。笑
(ほんとはここで尖り時代の写真を載せたかったのですが、編集長NGが出ましたので割愛します。笑)






人と関わっていくのが好きだから、自分が新卒就活を終えた後は就活支援をやろうとするのですが、就活支援団体に入ったりして、大々的に行うことには乗り気じゃなかったんです。




誰かから繋いでもらったり、自主的に来てくれる人に全力で応えるスタイルで、就活を終えてもしっかり尖ってました。自分のスタイルでやりたがりです。笑




社会人になってからも、OB訪問などを受け入れたりで就活には関わっていたのですが、実は僕が就活していた頃からずっとあるもやもやがあったんです。




「地域の学生って、都会の学生と比べて得られる機会が少ないよなあ」

こんなことを思ってました。




僕自身、就活生時代は地方にいることで、都会の就活生との機会格差を強く感じていましたし、都心の大学に通っていた職場の同僚と就活の話をしていると


「あぁ、こんな経験してるんだ」
「それ関東とか関西に住んでるから出来るやつやん!」

みたいな・・・



都心と地方ではそもそもの情報量が違っていて


「地方学生って経験値で劣ってて不利なのかなあ」
「これだと就職する時点で既に差があるよなあ」

と考えることも度々ありました。






いくらITが進んでオンラインが広まる世の中になっていくにしてもその機会格差にはある程度の限界があって

これはもう仕方がないのかなあと
この分野での都心一極集中は仕方ないのかなあと


学生の地方格差に関して半ば目をつぶっていました。






ですが、Steamshipで採用を始めとする人事業務に携わらせてもらうことになり、色々な学生と接するようになってから自分の中で転機がありました。




そもそも自分は人事業務、めちゃくちゃ興味あったんです!




人の人生に直接寄り添って一緒に考えることが好きだし、前職でも「人事部に行きたいです!」と何回も言っていたほどでした。(結局前職で人事を経験することはなかったですが・・・)





Steamshipで人事業務に携わることになってからも



わくわくしながら

ただ内心ちょっと


「地方学生の限界」

を勝手に先入観で感じて学生と接していました。





ですが、学生の話を深く掘り下げ、根本にある想いを聞いていくと




「えぇぇ?!?みんなまじでアツい想いめっちゃもってるくね?!?!スゲエ!」(語彙力・・・)
と気づかされ




「地域ってこんなアツい学生ばっかなん???知らんやった!これはもう機会格差どうこうの話じゃないぞ!!!」




と、手のひらを返すように学生達に可能性を感じ始め、地域の学生こそ地域の「宝」なんじゃないかと思うようになりました。






地域の「宝」を見つけて

Steamshipのコンセプトである
「地域の宝探しカンパニー」


このコンセプトにある「宝」
地域の「宝」に関して

当初は、名産品などの「モノ」をイメージしていました。






それももちろんなのですが、学生達との関わりを通して、地域の「人」「若者」「学生」こそ宝だなと確信に変わっていきました。




都心と地域を比較したときに、企業数や就活イベント数など、物理的になかなか埋められない差はどうしてもあると思うのですが、

周囲(地域)のヒト、モノへの想い、

世の中(地域)に対してやりたいことへの意思の強さ、モチベーションの高さ

に関しては埋められる差。




いやむしろ超えられるくらい地域の学生には魅力があるんじゃないか?



と思うようになりました。






これに気づいたからにはもうやるしかない!



Steamshipでは、ちょうどインターン生を積極的に受け入れていく状況にあったので、自分から手を挙げてインターンシップ制度の全体の見直しをやらせてもらいました。



地域の学生の魅力に気づいてしまったから、あとは自分がその魅力を引き出してもっと魅力的な形にしていこう!






そして何より
人の人生に影響を与えられるようなプライスレスの価値を提供したい」そういう想いで始めました。





インターン生との
たった一つの向き合い方 


インターン生とは初日の初回面談と、勤務していく中で複数回面談をしています。




僕のスタンスはたったの一つで

「インターン生に楽しい人生を歩んでほしい!」

ほんとにこれだけです。


このための面談しかしてません。



じゃあ楽しい人生とは?

自分の考える「楽しい」の定義は、「らく」とか「かんたん」みたいな意味ではありません。



「自分のやりたいことが出来、生き生きと過ごせているか」
「なにかに対してわくわくしながら主体的に取り組めているか」
「周りに言いたくなるくらい満足度の高い日々を送れているか」
「後から振り返ったときに良かったと思えるかどうか」




みたいな意味合いで考えてます。

(実際の面談の風景です、ジャケットを着たせいで変にカチッとしてしまいました。笑)




人それぞれ
・わくわくすること
・楽しいと感じること
・やりたいこと




は違うはずなので、その想いがどこから来てるのか
その想いの根本(軸)は言葉にすると何なのか
その上でどういう働き方、仕事をしていきたいのか
インターンでは具体的に何を学んでいくのか




こういったことを掘り下げていけば、自ずと目の前のやることが楽しい人生を送るための行動になっていくと僕は考えています。






そうして自分の軸が決まると
今後の意思決定もより納得したものになり
結果的に良い人生になると考えています。
(壮大な話っぽく聞こえるかもですがあやしい話ではありません。笑)





良い意思決定って、

お金を出せば出来るものでもないし、

「これ!」と決まったことをやれば出来るものでもないと思っています。




だからこそ人が介在する価値があるし、

そこをサポートすることで出せる価値は何にも代えられないプライスレスなものだと思います。




あるとき、インターン生と面談していると
「なんでインターン生とこんな風に関わってくれるんですか?」と聞かれたことがあります。




「まあたしかに気になるよな」と思いながら、
少し考えた後に、こう答えました。






「こうやって人の人生に寄り添って伴走することが好きなんよね。良い意味で「仕事」と思ってないし、友達の悩み相談にLINEを返すような感覚でフィードバックを考えて返してるよ。笑 「人を喜ばせたい」とか「人に影響を与えたい」っていうと、そのほとんどはモノとかサービスを通じて最終的に人に届くような流れだと思うけど、自分はそうじゃなくてダイレクトに個人に何か価値を提供できる人間でありたいと思ってる。だからこれはそのやりたいことの1つ。」




取り組む姿勢や内心思っていることをぶっちゃけるのは恥ずかしさもあるのですが、地域の「宝」にはそれくらい想いを込めて真剣に向き合わないといけないと思いますし、ここまで向き合って相手が良い人生を送ることが僕のやりたいことでもあります。




そう、僕もやっててめちゃくちゃ楽しいんです。ある意味これが趣味みたいなもんです。




自分自身まだまだ未熟な部分も多いですが、面談中や面談後にインターン生の表情が明るくなったり、面談後、モチベーションの向上に繋がったらめちゃめちゃやりがいを感じますし、僕も成長実感があります。






「やりたいこと」からその先へ


”誰でも影響力のある存在になれる”




この取り組みはもっともっと影響力のあるものに出来ると思っています。





インターン生それぞれが良い方向に動くことで、Steamship全体が更に良くなる。






そんな流れを作れたら、会社としてもこの取り組みをやる意味が大いにあると思っています。






Steamshipのスローガンである
「地域から、未来を変えていく。」

にちなむと

「インターン生から、Steamshipを変えていく。」
ぐらいの価値が出せる可能性があると信じてます。






いつまで自分がこの役割を続けるかはわかりませんが、いまはインターン生の成長のお手伝いをさせてもらっているので



・地域への想いが強い方
・成長したい!と思う方
・なにかやり切った経験を作ってみたい方



大歓迎です!

すしざんまいポーズ改め、歓迎ポーズです。



ちなみに!
・自信に満ち溢れてる方
・自分の力がどこまで通用するか試したい方




も僕は大歓迎です!かつての僕がそうだったので。笑






個人個人が成長し、組織全体がもっともっと良いものになり、個人と組織の価値を最大限に上げていくことが、人事業務において果たすべき役割かなと思います。




最後に、僕が就活時代に出会って、いまだに一番影響を受けている言葉で締めたいと思います。


星の王子さまの作者である、サン=テグジュペリの言葉です。

「船を作りたければ、
森へ連れて行き木を切らせるのではなく
海の広大さを説けば良い」

船かぶりでSteamshipっぽいですね。






この言葉に出会ったとき、めちゃくちゃ衝撃を受けました。もう座右の銘にしようかと思うくらいのインパクトでして、僕が人とコミュニケーションを取るときに最も意識してることでもあります。


「海の広大さを説く」ような関わり方を出来るよう今後もがんばります!

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