ふるさと納税事業をスチームシップに委託していただいている自治体の方の声を聞きたい。そして私たちの感謝を伝えたい。今回の対談は福岡県桂川町(前編)をお届けします。では、どうぞ!
坂本 裕子:桂川町 企画財政課 企画広報係【写真左】
織田 晃輔:スチームシップ 桂川町担当ディレクター 【写真右】
(敬称略)
レスポンスなど仕事のスピード感が早い
織田:今日は桂川町のふるさと納税を担当されている坂本さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。
坂本:よろしくお願いします。楽しみにしていました 笑
織田:ではまず自己紹介から。僕はスチームシップ(SS)のディレクターとして桂川町の返礼品の企画を考えたり、その魅力を発信するために、ふるさと納税ポータルサイト内の特集記事をつくったりしています。桂川町のために寄附額を上げたい。そして返礼品を手がける事業者のみなさんに還元したいという思いは強いです。
坂本:私は「寄附額を上げるための取り組みはスチームシップにお任せしている」という感じですね。スチームシップのみなさんと仕事をしていて思うのは「さすがプロだな」ということ。レスポンスなど仕事のスピードも早いし、いろいろ企画を考えて提案してくれる。本当に助かっていますよ。
想いを具現化してくれる安心感
坂本:そして、きちんと結果を出してくれました。昨年度(令和6年度)の桂川町の寄附金額は約2億3000万円。私はもちろん、役場の職員みんなが「すごーい!」と拍手しましたよ。町長も大喜びでした。しかもスチームシップに業務委託してから、たった1年間で一昨年度の約5300万円から、この金額に伸びたので、あらためてすごいなと。
織田:寄附額を伸ばすことができたのは、桂川町のポテンシャルが高かったからです。事業者さんたちの想いも強いですし。
坂本:正直スチームシップに委託する前は、私ひとりで事業者さんをまわって「こういう返礼品をつくりたい」と思っても、サイト登録までつなげられなかったんです。正直どうすればいいのかわからなくて。でも織田くんと一緒に事業者さんを訪問すれば、いい企画を考えてもらえる。しかも素敵なデザインでサイトに掲載できる。私の思いを具現化してくれるので、今は安心感を持って仕事ができています。
織田:僕は坂本さんと事業者さんの距離がすごく近いなと感じていて。一緒に訪問に行ってくださると、その場で話がまとまることも多いので感謝していますよ。先ほど「仕事のスピードが早い」と言っていただきましたが、それは坂本さんのおかげでもあると僕は思っています。

仕事において柔軟性が高い!
坂本:桂川町ではふるさと納税の寄附金を教育現場など子育てに活用したり、国の特別史跡『王塚古墳』の保存事業などに利用しています。今年(令和7年)の9月から、大学生などが通学するときの定期券の補助も始めました。
織田:僕は桂川町に住んでいるわけではありませんが、そのような話をうかがうと、自分たちの仕事が町民のみなさんのためになっていると実感できてうれしいです。
坂本:せっかくの機会なので私から質問してもいいですか?寄附額を上げるために、どんな工夫をしているの?
織田:僕は返礼品のレビューを読み込んでいますね。レビューには寄附者さんの思いが素直に書かれていますので、企画を考えるヒントになることが多いです。
坂本:うれしいのは、私が「こういうことをやりたい」と言ったときに、そのアイデアを実現してくれること。すべての要望はムリでも、何かしらの案を考えて提示してくれる。織田くんから「できません」という答えが返ってきたことはありません。とにかく柔軟性がすごい!
織田:ありがとうございます!
坂本:先日スチームシップといっしょに桂川町パンフレット『カラふる』をつくったのですが、冊子に掲載するお店をセレクトするって、とても大変なんです。「このお店は載せて、このお店は載せない」という線引きがむずかしくて。
織田:むずかしいですよね。
坂本:でも織田くんが「お店の紹介をPDFデータでつくってウェブ上で見れるようにしませんか?そのサイトの2次元コードをパンフレットに載せましょう」と提案してくれて。正直そんなことまでやってくれるの?と思いました。
織田:そうすれば掲載したいお店をすべて紹介できますし。ウェブ上ならパンフレット(印刷物)と違って更新しやすいので、のちのちお店を追加することもできます。もちろんデザイナーの協力が必要なので、そこは相談しましたが 笑
坂本:ありがたいなぁ。個人的には「ここまでやってくれる会社ってスチームシップしかないんじゃないの?」と思っています。

安心して任せられるチーム体制
坂本:ふるさと納税ポータルサイトの画像を制作するときに気をつけていることってありますか?
織田:画像制作はデザイナーも含めて、チームみんなでミーティングをしています。特にサイトのサムネイルにはチカラを入れていて「この返礼品はもうちょっとアクセスが伸びそうだけど、どうすればいいと思う?」みたいなことを話し合っていますね。もちろん寄附者さんの目を引くサムネイルを制作するのはデザイナーのチカラが大きいです。ただ画像制作においても「みんなで言語化して考えていく」ということには気をつけていますね。
坂本:なるほど、すごいなぁ。

織田:商品を紹介するときも、どのような言葉を使えばアクセス数が伸びるのか?など試行錯誤しています。しかもアクセス数が増えるだけではダメで、そこから実際に寄附につながる導線も考えなくてはいけません。会社の中で桂川町チームをつくり、みんなでアイデアを出し合っています。
坂本:チームのみなさん、桂川町のためにありがとうございます。私はスチームシップのカスタマーサポート(CS)のみなさんも本当に信頼していて。寄附額が上がると、問い合わせも増えます。でも何かあればCSの方がきちんと報告や相談をしてくれる。だからこそ安心して任せられるという思いはありますね。
※前編はここまで!後編は「坂本さんとスチームシップの出会い」「今後の町づくり」などの話で盛り上がりました!
後編はこちら!
