佐賀県を含む4つの県にまたがる九州最大の海、有明海。
その広大な海だった場所に、人々は長い年月をかけて、干拓地をつくり出しました。
彼らはその場所に根付き、干拓地ならではの粘土質の土壌、
豊富なミネラル分を含んだ土を生かして、豊かな作物を生み出してきました。
大地も作物も人々が手づくりしてきた町、白石。
今でもつくり手たちが、どこまでもまっすぐに続く田、畑、
そして海まで見渡すことのできる風景を、たくましく守り続けています。
そのひたむきな、つくり手の想いのつまった作物が、
食卓にぬくもりを与え、どこか懐かしいふるさとの情景を思い出させてくれることでしょう。