長崎県五島市は九州の最西端に位置する離島。
島全体が自然豊かで、ゆったりと流れる優しい島の時間に魅了されます。
そんな島で古くから続く伝統文化のチャンココは、鉦や太鼓を鳴らしながらエキゾチックに舞い踊り、その独特の空間も何百年も語り継がれてきた地域の宝です。
人々が大地を踏み鳴らしながら呼びかけ、島はそれに自然を絶やさず応え、共生・共存・呼応しながら、長い時間をかけて今の五島を作り上げてきました。
先人たちが古から大切に守り続けてきた自然と歴史。それは波の音、風の音、水のせせらぎなど、島が息をしている音。
チャンココや砂打ちなど人々が大地を踏みしめてきた足の音、古き良き時代から受け継がれてきたものは、現代も五島市で音を奏でています。
私たちの使命はバラモン凧を空に舞上げ子供の成長を願うような気持ちで、これからも自然や歴史を次の世代へと継承していきます。