藤山雷太の宝ものガタリ
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ふるさとチョイスAWARD2024大賞!

まーーーじで、さいこうだったー!!!

ほんとに、みんなありがとうーーー!

これまで支えてくれた仲間へ感謝!!!


というわけで、こんにちは。
株式会社スチームシップのキャプテンCEO 藤山雷太です。


なにが最高かって?


ふるさとチョイスAWARD2024
チョイス事業者部門 大賞


大賞ですよ、大賞!

てっぺんです!


ふるさとチョイスAWARDは、地域でがんばる「人」にスポットを当てて、ふるさと納税を通じた寄附のその先にあるストーリーや、地域の人の「熱い想い」を表彰するイベント。

今回は全国から98件の取り組みがエントリーされていました。スチームシップがエントリーした波佐見町(長崎県)の取り組みを紹介すると…

タイトル「町からの招待状で、人との繋がりが生み出す長期的なファンづくり」

スチームシップでは波佐見町へ寄附してくださった方々に、町の魅力を紹介する冊子「ふるさとBOOK Like」を送っています。その冊子に「招待状」を波佐見こんで…  じゃなくて挟み込んで寄附者さんに届けました。

この「招待状」を持って町に行くと、約30の加盟店でさまざまな「おもてなし」を受けられます。棚田を見ながらお茶を淹れてもらったり、波佐見焼の工場見学ができたり。そんな、うれしい「おもてなし」です。

招待状は「寄附者さんの目印」になるので、町の人との会話が生まれるきっかけになります。これまで返礼品のやりとりでしか、つながっていなかった寄附者さんと町の人とが会う。そして言葉を交わす。それは寄附者さんにとって、そして町の人にとって素晴らしい体験になったはず。


このアワードは各部門ごとにノミネートされた上位3組で、最終プレゼンをしないといけませんでした。会場は渋谷のスクランブルスクエア!プレゼンするのは Arisa!(波佐見町のディレクターであり企画発案者)

プレゼンは「取り組みを動画で紹介」「審査員との質疑応答」「スピーチ」という流れで行われました。AWARDというショーアップされたステージで、自分たちの取り組みと想いを審査員にぶつけなければいけません。

でも僕らスチームシップには動画を撮影・編集できるクリエイターもいるし、シナリオ原稿をつくるコピーライターもいる。そして「SSぶっちゃけRadio」でMCを担当する Arisa が話す。

まずは、この取り組みがわかりやすく伝わるように、プロのチカラを集結させて3分30秒ほどの紹介動画を制作。

その後スピーチのシナリオも用意して、いざ、プレゼン本番へ!僕も会場にいたのですが、Arisa がめちゃめちゃ緊張してて(笑)でも彼女は準備していたシナリオを、カンペなしでカンペキに言いきってくれた。本当にサイコーのスピーチになったと思います。

スティーブ・ジョブズがアイフォンをプレゼンするときだって、やっぱりめちゃくちゃ準備していると思うんですよ。言いたいこと、言わなくていいこと、ものすごく準備してプレゼンしている。今回の Arisa のスピーチも準備していたからこそできたと思います。


そして、いよいよ発表のとき。

司会の方が


「大賞は…… 長崎県波佐見町、株式会社スチームシップ!!」


おっっっしゃ~~~!!


となりの席でいっしょに見ていた波佐見町役場のYさん(男性)と抱き合いましたからね!いつもクールな印象のYさんが、ものすごく喜んでくれて、それも最高にうれしかった。Arisa  が、この企画を提案したとき、Yさんは秒でOKしてくれたみたいで。この企画がうまくいったのは Yさんのおかげだと僕は思っています。

スチームシップが創業した7年前。僕らを信じてくれて、最初に僕らに仕事をまかせてくれたのは波佐見町でした。だから今回、波佐見町の取り組みで大賞を獲れたことが本当にうれしかったです。


僕は大賞をとれた要因が3つあると思っていて。

1つ目は、この招待状の企画が Arisa のキャリアの中で生み出されたアイデアだったこと。前職で「おもてなし」とか、プレミアムなサービスを行ってきた彼女だからこそ、この企画は生まれたと感じます。

2つ目は、この招待状を送って、実際に寄附者さんが波佐見町に来てくれたということ。オフィシャルには約200名の方が来てくれたということになっていますが。これは約30の加盟店から5か所をめぐる「おもてなしスタンプラリー」を達成した人の数なんです。おもてなしを1つ2つ体験して帰られた人も多いと思うんですよ。だから実際は2,000人くらいの寄附者さんが来てくれたんじゃないかと僕は思っています。

3つ目は、スチームシップにジョイン(入社)するまで、波佐見町のことも波佐見焼のことも知らなかった Arisa が、この仕事をする中で波佐見町のことを誰よりも好きになったこと。その気持ちが審査員や会場の人々に伝わったこと。彼女の「町が好き」という想いの強さが、企画の強さになり、そしてプレゼンの強さになった。そう思います。


アワードのとき「ふるさとチョイス」を企画・運営されているトラストバンクの方から「そんじょそこらの中間事業者じゃできない取り組みですよ」と言っていただけて、うれしかったなぁ。

でもやっぱり僕が一番うれしかったのは、このアワードの中継をクルーのみんなが見守ってくれていたこと。みんなが応援してくれたこと。これが本当にうれしかった。まさに「ONE TEAM」になれた。今回の大賞は、スチームシップのみんなで獲った賞です。


みんなありがとう!


とにかく、さいこーだった!


でもまだ終わりじゃない。


ほんと、これから。


これから、もっともっと地域の未来を光らせよう!!


この未来は好都合に光ってる
だから進むんだ

サカナクション「怪獣」より