スチームシップ(以下SS)のクルーや、その仕事を紹介する「SSひとしごと」。今回はディレクターサポート(以下DS)のTomokiを紹介!仕事内容や日々のやりがいについて話してもらいました。
Tomoki ディレクターサポート(中途採用3年目)※
好きなアーティストの影響で
SSに入ったきっかけを話すと、学生時代まで振り返ることになりますね(笑)私は高校生のときから『C&K』という二人組のアーティストが大好きで。その一人は私と同じ鹿児島県出身、しかも大きな地元愛と地域愛を持っているんです。「日本全国を地元にしたい!」と言って全国ツアーをしていたんですよ。その影響を受けて、私も大学では地域に関わる取り組みをしていて、九州北部豪雨のボランティアにも参加しました。そのとき地域のおじいちゃん、おばあちゃんから「ありがとう」と言ってもらえたことがめちゃくちゃ嬉しくて。「地域に貢献するっていいな」と感じたんです。
今までの経験が活かせるかも!?
そのように地域貢献に対する気持ちを持ったまま、大学卒業後はホテルで働きました。その時期はマネジメントやマーケティングにふれて、ホテルを辞めてからはデザインの勉強を少しやっていました。そして「いざ、次の仕事を探すぞ」というタイミングでSSの求人を見つけたんです。内容を見てみると、地域活性化、マネジメント、デザインなど、なんとなく今までの経験がすべて活かせる気がして!そこでエントリーしたことが、スチームシップに入ったきっかけです。

喜んでくれる人の顔を思い浮かべて
ディレクターが社外に向けて素早く対応できるよう、主に社内の業務を担う。それがDS(ディレクターサポート)の仕事です。ふるさと納税の返礼品ページを整理・編集したり、商品情報の作成などを行っています。具体的には、返礼品ページの価格、内容の修正。シーズンにあわせてページに入れる文言や画像を変更するなどの管理。そして「返礼品がより多くの人の目に留まるための方法」を分析したり、AIツールを活用したマーケティングなども行います。私たちの業務は自治体の寄附額アップに直結するわけではありません。でも、事業者さんの要望やディレクターの依頼にさっと対応することで、みんなに喜んでもらえる。そして、みんなの笑顔を思い浮かべながら仕事できることが、私にはあっている気がします。

ひとり一人にあわせた研修を
現在は自分が担当する自治体の業務を行いつつ、新しく入ったクルー(社員)の研修や、タスク・メンタル面のサポートをしています。研修では、私を中心とした少人数のチームで、DSの基礎業務を教えています。目標は「最速で最強のDSを生む」こと。最速最強と聞くと、短期間で詰め込むみたいに聞こえるかもしれませんが、実際はそうじゃなくて。一人ひとりのキャパとか、前職の経験などをヒアリングして、最適な育成スピードと仕事量に調整しています。
時間の取り方と声かけを意識
私が何よりも大事にしているのは「ニュークルーの気持ちファースト」であること!ホテルスタッフ時代のホスピタリティ精神をもって「正直今のわかった?」「ポルトで困っていることない?」など、時間の取り方や声のかけ方は意識していますね。やっぱり自分が教えたクルーがタスクをどんどんこなせるようになるとうれしいですし、クルーから「ありがとう」と言ってもらえることも、やりがいになっています。私自身「だれ一人取り残さないぞ」という気持ちで、楽しく取り組めています!

苦手なことも前向きに取り組む
DSチームは毎朝タスク状況を共有するミーティングの時間を設けています。この時間は、さまざまな業務をみんなで協力しながら進めるために必要だと感じています。マーケティングの知識がある人、PC操作が得意な人、AIに詳しい人。それぞれが自分の得意や好きを活かして、お互いに助け合える環境を作っています。その方が効率もいいし、いろいろ話をしたほうが気持ちの面でも落ち着きますしね。DSチームはいつも「今よりいいものができないか」と考えているし、苦手なこともまわりの人に協力してもらいながら前向きに取り組んでいます。なんとなくDSメンバーは、はっちゃけるような人は少なめ(笑)でもコミュニケーションを取ることは好きですし、リーダーもメンバーも、やわらか~い雰囲気をもっています。
同じ目線で信頼される人に
実はつい最近、ポルト(拠点)のリーダーに任命されたんです!だからこれからは、みんなからぽろっとこぼれるような些細な声にも耳を傾けたいですし、その声をバランスよく改善できる方法を見つけて、実行したいと思っています。目指すは「傾聴力ましましのポルトリーダー」です!(笑)そしてもうひとつ、仕事においての目標は「目上でもなく目下でもない、同じ目線で信頼される人になる」ということ。年齢も立場もベテランではない私だからこそ「この人なら大丈夫だ」と信頼してもらうことが大事な気がするんです。そして私ができることは私が引っ張るから、私ができないことはみんなに引っ張ってもらう。そんな関係性でいたいなと思っています!

(※2025年11月現在)
