11/8(土)・9(日)神奈川県横浜市にて『ふるさとチョイス大感謝祭』が開催されました。今回は、そのイベントに現地参加したクルーの感想をお届けします!
『ふるさとチョイス大感謝祭』とは、地域を応援したい人と、地域でがんばる人たちが直接交流することで、気持ちを伝えあったり、新しい発見をしたりすることが目的のイベントです。
160を超える自治体が集まるなか、スチームシップ(以下SS)が支援している自治体からは、波佐見町(長崎県)吉野ヶ里町(佐賀県)瑞浪市(岐阜県)が参加。
イベント当日、それぞれの自治体ブースを担当したクルーの声を聞きました。
波佐見町ブース担当 Arisa
ーー会期中、波佐見町のブースはかなり盛り上がったそうですね!
想像の5倍、大盛況でした(笑)オリジナルカップづくり(波佐見焼転写体験)とガラポン抽選会の2つを準備していたのですが、カップづくりは午前中すぐに予約枠がいっぱいに。またガラポン抽選会も常に大行列でした。正直、初日はかなりバタバタしてしまって。だから2日目は役場の方と色々作戦を練って、大行列の中でも寄附者さんとしっかりコミュニケーションを取れるように改善しました。そのおかげで本当にたくさんの方に「波佐見町」を知っていただく機会になったと思います。
ブースには長蛇の列! ーーたくさんの方とお話しできたんですね。その中でもとくに印象に残っていることはありますか?
波佐見町はブース出展以外にも、チョイス会員の方と座談会形式で意見交換する特別企画に参加しました。ふるさと納税に対する課題や、普段どのようにして返礼品を選ばれているかなどを聞くことができて、とても有意義な時間でした。なかでも印象的だったのは、みなさん寄附金の使い道を気にして選んでいらっしゃったことです。「せっかくの寄附だから有効に活用してほしい」「自分が寄附した地域が少しでも活性化したらうれしい」とみなさんおっしゃっていて。寄附金の使い道の報告もそうですし、集めた寄附をどのように活用していくかまで伝えていくことが重要だなと改めて感じました。
ーーこの二日間を振り返って、今の気持ちを聞かせてください。
本当に良い経験をさせてもらったなと思います!この二日間「波佐見焼知ってます!」「行ったことあります!」など、うれしい声をたくさん聞くことができました。一方で、まだまだ認知度が低く、これからも頑張らないといけないなという気づきもあり、本当に参加させていただいてよかったです。準備から片付けまで、慣れないイベント出展で大変でしたが、役場の方と協力して乗り越えられたことによって、波佐見がワンチームになれたなと感じました。
瑞浪市ブース担当 Rikako
ーー会場やブースの様子はどうでしたか?かなり目立つ被り物を被っていたようですが…。
どの自治体もブースの装飾や展示、企画に気合いが入っていました。来場された方々もワクワクした表情でブースをまわられていて「本当にお祭りなんだな〜!」と実感。地域を応援してくださる方と直接お会いできる機会はなかなかないので「特別な2日間」という感じがしました。盛り上がっているムードのなか、瑞浪市メンバーはこの貝の化石の被り物を被って参戦!瑞浪市では化石が採れるんですよ。この被り物は、化石をモチーフにしたプロモーションとして『奇跡の化石』という短編映画を制作したときの衣装(?)です。
インパクト抜群の瑞浪ブース ーーご来場のみなさんからもいろいろ聞かれたのでは?
被り物を見ながら「なんで貝の被り物?海無いですよね?」とたくさんの方に聞かれました(笑)それをきっかけに「貝ではなく化石です!瑞浪市では化石が採れるんです」と、お話できたことが嬉しかったです。「実は私も子どものころ、親と化石掘りをしていました。瑞浪市の土岐川(ときがわ)沿いでは誰でも化石を掘ることができたんですよ」と、自分のエピソードもお話しできて、なんだか感慨深かったです。
ーー地元の話ができるのはうれしいですね。
はい。また当日は、はちみつの食べ比べを開催したのですが、お客様が「食べ比べると味がぜんぜん違う!すごくおいしい!」と驚いていらっしゃって。返礼品の良さを実感していただけて嬉しかったですね。「もっと魅力を知り尽くしたうえで紹介したい!」と思うきっかけになりました。
ーーでは、この二日間を振り返った率直な感想をどうぞ!
体力的にはめちゃくちゃ疲れましたが、来場者の方々とお話するのがとても楽しくて、あっという間の二日間でした!普段はポータルサイトや制作物を通して瑞浪市の魅力を発信しています。だからこそ今回のように直接PRできることは新鮮で、とても勉強になりました。SSとしても、瑞浪出身者としても、瑞浪市を全力でPRできたと思います!
吉野ヶ里町ブース担当 Moe
ーー吉野ヶ里ブースは特産品の試食や試飲を企画していましたね。当日はどうでしたか?
会場は人!人!人!すごい熱気でした。吉野ヶ里町ブースで行ったのは、佐賀牛、さがびより(お米)、佐賀のりの試食と、クラフトビールの試飲です。どれも大行列で、佐賀ブランドの人気の高さを感じましたね。当日、販売は行っていなかったのですが「その場で購入したい」というお客様もいらっしゃって。今後『ゲンチ(※)』を導入できれば、このようなイベントでも大活躍するのでは?と感じました。他のブースも一通り見て回ったのですが、それぞれ個性が爆発していて、私自身(デザイナー目線でも)大変勉強になりました。
※ゲンチ:スチームシップが自社開発した現地決済型ふるさと納税サービス。お肉、おにぎりの試食、ビールの試飲は大人気でした! ーーブースに来てくださった方々とはどのような会話ができましたか?
佐賀県出身のお客様が、役場の方の佐賀弁や商品に「懐かしい~!」とおっしゃっていて、「これこそがふるさと納税の本質の一つなのかな」と感じました。また、役場の方とお客様とのやりとりを見ていると、商品の魅力はもちろんですが、役場の方の人柄に惹かれて「寄附しますね!」と言ってくださる方も多かったですね。イベントならではのナチュラルなファンづくりを肌で感じることができました。
ーーイベントを通して感じたことを聞かせてください。
吉野ヶ里町役場のみなさまと距離が近づいたように感じています。ブースは大盛況で忙しかったのですが、最後までワンチームで乗り切ることができました!そして「全ての仕事は人と人がつながって生まれるもの」と改めて感じました。ありがとうございました!
ふるさと納税はWebサイト上で寄附が完了し、お礼の品が郵送で届くのが一般的です。だからこそ今回のように「地域を応援したい」と思ってくださっている方と直接お会いできる機会は本当に貴重でした。
みなさまといろいろな会話を交わした喜びと、いただいた言葉を胸に、これからもSSは「地域の宝探しカンパニー」として走り続けます!







