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≪ディレクター×20代の夢≫「地域で暮らし、地域の人と関わりたい」そんな私の夢が実現できる仕事と出会って。

日本各地のふるさと納税支援にたずさわっているスチームシップは、少しづつ新しいポルト(拠点)を増やしています。
そこで今回は、ポルト新設を機に長崎県から高知県に移住し、ディレクターとして奮闘するSumieさんにインタビュー!実は出身が北海道だという彼女!九州の会社に就職した理由や、二度の移住の経験についてお話しを伺いました。


就職活動の軸は「九州」

まず就職活動の軸が「九州で働くこと」だったんです。その理由は、行ったことのない場所で暮らしてみたかったから。旅行はもともと好きですが、観光地に行くより地元のスーパーに行ったり、商店街や街並みを散歩したり「その地での暮らし」を体験することが好きなんです。
その点、九州や四国はあまり行ったことがない未知の場所。とくに九州は、大学生のころに一度旅行で訪れたことがあり、地域とカルチャーがぎゅっと凝縮された感覚に強く惹かれました。
北海道は広大な土地に町が点在しているので、距離が近いのに地域ごとに文化が異なる九州が新鮮で、暮らしたらもっと面白いんじゃないかと思ったんです。
九州で暮らしてみたい、でもどうすればいいんだろう…。そう考え続けて「九州で働けばいいんだ!」という結論にたどり着きました 笑

友人の紹介です。九州に絞って就活をする私に「この会社Sumieにぴったりだよ」と教えてくれたんです。ディレクター、ディレクターサポート、カスタマーサポート…いろいろな職種があるなか、私は迷うことなくディレクターを志望しました。
理由は、私の就活のもう一つの軸である「20代のうちにいろいろな人に出会いたい」という気持ちがあったから!スチームシップのディレクターなら、農家さんや社長さん、地元に根付いて働いている役所の方など、いろんな職種の方と出会うことができるんじゃないかと思ったんです。地域に入り込みたかった私にとってはぴったりの仕事だなと。
面接を経て、無事内定をいただいたあとは、本社である長崎県の波佐見ポルトに配属となりました。



はじめてのディレクター業務がスタート

タイミングよく舞い込んだ高知移住の話

長崎で2年半くらいが経ったタイミングでした。自治体さんや事業者さん、周囲のクルーの方々に支えられ、地域に深く入り込んだ生活ができていました。
でも、もともと「行ったことのない場所で暮らす」ことが好きな私は、やはり新しい地域に行きたいという気持ちも湧いてくるんです。(学生のときは、1か月ごとに新しい地域へ引っ越せば、1年で12の地域に暮らせるなんてことも考えていたほど…笑)
そんなときに、ちょうど「ディレクターとして高知に行ってみない?」という声がかかったんです。ポルト新設メンバーとして高知に行くというそのお話を受けて「行きます!」と即答しました!


高知だから学べたこと

移住した当初は「新設メンバーとして地域に深く入り込んで、魅力を届けるぞ」と意気込んでいたのですが…
まだ知らないことだらけのまちでそれを実現させるのは、想像以上にむずかしいことでした。
どうすれば地域の方々と信頼関係を築くことができるのか。
悩みながらも少しづつ時間をかけてわかったことは「自治体、事業者の方と私たちの目標は同じ」だということ。
「寄附額を達成したい」「より良い返礼品を生み出したい」。目指している目標が同じだということに気づいてからは、お互い意見を出し合い、切磋琢磨する気持ちで仕事に向き合えています。
うまく言えませんが、高知のみなさんはものすごくまっすぐで、いつも本音で向き合ってくださる印象があります。そんなみなさんと一緒に仕事ができているからこそ、同じ熱量をもって人と向き合う姿勢の大切さを学ぶことができました。

ディレクターとして4年目を迎え、最近は「チームとしての価値の出し方」をすごく考えるようになりました。
そのきっかけは、自治体さんや事業者さんへ一緒に同行してくれた先輩の姿です。先輩はとても堂々と提案をする方なのですが、単に言い方が堂々としているだけではなく、先方にメリットがあるということを、根拠にもとづいて話していました。
今までの私の提案が守りの姿勢なら、先輩の提案はまさに攻めの姿勢。
根拠を伝えることや、言い切れるところは自信をもって言い切ること、未来を提示しながらリードすること。どれもなかなかむずかしいことですが、先輩のような提案の仕方を身に着け、チーム全体で価値を出せるようになりたいです!



大好きな田舎の風景を守りたい

私はディレクター業務のなかで、事業者の農家さんとお会いする時間がとても好きです。
みなさんとてもお元気で、作っている食材もどれもすごくおいしいんですよ。ただ、生産者さんからは「後継ぎがいないから私たちの代で終わりかな」という正直な声を伺うことが度々あります。
こんなにおいしい食材がいつかなくなってしまうことになったら、すごく悲しい。
だからこそ、ふるさと納税という仕組みのなかで、農家さんが作り、必要としている方が買い、収益を得て、また次の作物を作るという循環を生み出したいと思っています。
旅行でいろんな地域に行くと「その地域ならではの農作物や特産品」がたくさんあることを実感します。まだ知られていない価値あるものを、日本中の地域に根付いて働くスチームシップのみんなと一緒に伝えたいです!

ポルトから見える景色も自然豊かで気持ちいい!

スチームシップのディレクターは「営業」とは少しちがいます。
自治体さんや事業者さんと一緒に地域を盛り上げ、win-winな関係を築いていく「パートナー」のような存在だと思うんです。
そしてスチームシップは「やってみよう」と思えばなんでもチャレンジさせてもらえる会社。受け身の姿勢でも日々の業務をこなすことはできるけど、やっぱり能動的に「自分にできること」を考えて動く方が楽しいと思います!
ふるさと納税という土壌のなかで、地域のために、目の前にいる人のためにできることはなにか。自分なりに考え、動き回りたいという方には、きっと毎日を楽しめるお仕事なのではないでしょうか!

個性あふれる高知のメンバー




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