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靴下を履くのも苦しかった僕が山を走り出すまで /Kei

こんにちは、2019年7月からSteamshipに乗船しているKeiです。

小学校から大学までを福岡で過ごした後、就職で上京し、数年前に福岡に帰ってきました。

大学の時からそのうち福岡に帰ってくると言い続けてきましたがそれを実現し、仕事も趣味もとても充実した毎日を過ごしています。

今日は趣味の話をしたいと思います。僕は仕事以外にも打ち込める何かがあることが仕事を、そして人生をより豊かに実りあるものにしてくれると信じています。

Steamshipは僕のように仕事も趣味もどちらも充実させたい人にはぴったりの環境です。そういった人の参考になればと思います。

走り出すきっかけ

僕の趣味は走ること、その中でも特に山を走ることです。

ただ学生時代は大して運動しているわけではありませんでした。

大学生のときに友人たちと一緒に出場したフルマラソンでは途中で膝を痛めて足をひきずりながら制限時間ぎりぎりにゴールした悲しい思い出があるくらいです。

社会人になっても運動することはなく、新卒で入社したITメガベンチャーでは激務で朝から深夜までデスクワークで働く毎日。当時は土日に出社することも日常茶飯事。

さらに家は会社から徒歩5分の場所で通勤も大した運動にはなりませんでした。

きわめつけは当時の仕事が食品関係のECだったのですが、日中においしそうなグルメ画像を大量に見ることで極限まで刺激された食欲を、深夜に帰り道の吉野家、マクドナルド、ココイチで満たす毎日でした。酒量も相当なものでした。

今考えれば仕事効率がものすごく悪い働きかたをしていたと思いますが、こういった生活を続けていけば当然太っていきます。

入社して2年ほどであれよあれよと体重が20kgほど増えて85kgにまでなってしまいました。

毎朝、靴下を履くことが一苦労になっていました。

そんな僕を見かねたのか今も尊敬している当時の会社の先輩が皇居ランに誘ってくれたことから僕のランニングライフはスタートしていきます。

最初は1周5kmの皇居を走りきることすらできませんでした。しかし何度か走っているうちに成長の実感と走る気持ちよさを感じることができるようになりました。

痩せていく体と速くなっていく足、そして長い距離が走ることが楽しくなってきました。そうして走りはじめて数年で体重は15kg以上落ち、フルマラソンも何度も完走できるようになりました。何より走ることを通して何十人という人とつながることができました。

つながった人の中のある人から誘われて逗子の山を走ったのがTrail Runningとの出会いです。山の中を五感をフルに使って走る、その独特の感覚に魅了された僕は高尾や奥多摩、丹沢など東京近郊の山を走り出すようになったのでした。

なぜ、人(僕)は走るのか

一説によるとランニング人口は国内で約1,000万人もいると言われますが、そもそも何故人は走るのでしょうか。息は苦しいし、足は痛いし、怪我をするリスクもある中で走り続けるのは何故でしょう。僕なりの答えとしては3つあります。

1.人は走るために生まれた

特に山を走る人なら読んだことがある人も多い「BORN TO RUN」が僕の中でも一つのバイブルになっています。この本から受け取るメッセージはたくさんありますが、その中で印象的だったことは人間は昔、持久走で狩猟していたということです。2足歩行する人間の体の構造は有酸素運動にとても適しており、何日も獲物を追いかけて獲物が疲労や息が続かなくなったところで捕らえていたのでは書かれています。それこそ長時間走なら人間は馬にも勝てるそうです。実際にアメリカのある長距離レースの起源は乗馬レースに走って参加する人がでてきたことから始まっています。走ること、中でも長距離走は人間の本能に刻み込まれているものだと知りました。

2.走ることで脳が活性化する

またこれも本からですが「脳を鍛えるには運動しかない」という本はとても勉強になりました。簡単に言うと、脳を鍛えるとは神経細胞の結びつきを強くするか1つの神経細胞がより多くの神経細胞とつながっていることを意味しますが運動によってそれが促進されるということでした。実際に、走っている時に思考が整理されたり、何かを思いついたりした経験がある人も多いのではと思います。僕自身も走っている中で思考が整理されることが良くあり、それが仕事に直接役立っています。

3.日々の小さな自信を積み重ねていくこと

朝、走ろうとなってもまだ眠いな、雨降ってるな、寒いなと思って走ることをためらう日は正直あります、いやけっこうあります。そんな日でもベッドから抜け出し最初の一歩さえ踏み出してしまえば走り抜くことはできます。走る前はやだなと思っていても、走り終わった時に今日走らなければよかったなと思ったことは一度もありません。本当に小さいことですがその日の自分に勝つ繰り返しが弱い自分を少しずつ強くしてくれている気がします。

趣味を通した出会い

趣味があることで一番いいなと思うことが趣味を通して人と出会えることです。その出会いには仕事を通した出会いとは代えがたいものがあると思っています。

東京では様々な業界、年代の何十人ものつながりができ、その交流にはたくさんの学びがありました。そして結果として仕事につながることも多くありました。福岡に帰ってきて同じ様なつながりができつつありますがそれは仕事の取引先の人だったりします。今や仕事の話よりも走ることの話をすることが多い関係になり、とても有難いなと思っています。同じ職場や仕事といった共通項だけでなくそこに趣味が加わることで多様な人とつながることができます。その多様な人の人生に触れることが自分にとっては学びとなり自分の人生をより豊かにしてくれるのではと思います。

走り続けることとこれから

僕はこれからも走り続けたいと思っています。ライフワークとしておじいちゃんになっても足が動く限りは続けたいです。雨垂れ石を穿つではないですが、仕事以外のことで生涯を通して取り組み続けたことにしていきたいと思っています。

当面の目標としては3年以内に100mile(約160km)のレースを完走することにしています。娘と息子にその姿を見せたいです。パソコンに向かって仕事を頑張っている姿だけでなくボロボロになりながらもゴールする姿から何か伝わることがあればいいなと勝手ながら思ってます。

これから出場したレースのことなどもこのブログで報告できたらなと思います。直近では9月6日に熊本県で開催されるMizukami Mountain Party(67km)に出場予定です。もし走ってみたい!Trail Runningに興味がある!という方いればぜひご連絡ください。一緒に走りましょう!

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